Analytic Servicesサブセットを使用したメンバーの選択

Analytic Servicesのユーザーは、ディメンションのメンバーのサブセットを条件により選択するルールを定義できます。こうしたルールは、次のアイテムから成ります。

  • UDA - ユーザー定義属性

  • 世代 - ディメンション階層内の世代

  • レベル - ディメンショナル階層内のレベル

  • 式 - ワイルドカード文字のパターン

  • 属性ディメンション - データベースで定義された属性

  • 条件 - サブセット・メンバー選択の詳細設定の条件

最大50のサブセット条件を使用して、選択したすべてのメンバーの子孫を検索できます。サブセット条件は、リポジトリ内のドキュメントにより保存されます。フィルタ・パネルは長い選択リストを収容できないため、フィルタで行われたサブセットのメンバー選択は、説明により要約されます。

  メンバーのサブセットを選択する基準を定義するには:

  1. ディメンション・ブラウザでメンバーを右クリックします。

  2. 「サブセットの選択」を選択します。

    「サブセット」ダイアログ・ボックスが表示されます。上部には、ルールが適用されるディメンション・メンバーが示されます。「個別の選択ルール」コントロールを使用して、ドロップダウン・リストからコンポーネントを選択することによりルールを作成します。

  3. タイプ(「UDA」「世代」「レベル」「式」または「属性」)を選択します。

  4. オペランド(等しい(=)または否定(等しくない))を選択します。

  5. 最後のリストから値を選択します。

  6. 「追加」をクリックします。

    ルールを使用するには、ルールを「すべてのサブセット定義」に追加する必要があります。複数のルールを定義に追加し、詳細設定ボタンにより各ルールを接続することにより、複合ルールおよび条件付きルールを定義できます。

    表17. サブセット選択のオプション 

    オプション

    サブメニュー

    説明

    追加

     

    「すべてのサブセット定義」にルールを追加します

    更新

     

    別のルールによりルールを置換します

    検証

     

    「すべてのサブセット定義」の括弧の構文を確認します

    削除

     

    「すべてのサブセット定義」からルールを削除します

    すべて削除

     

    「すべてのサブセット定義」からすべてのルールを削除します

    接続

    および

    「および」を末尾に挿入します(複数のルールを定義に追加した場合に、デフォルトでは「および」が使用されます)

     

    または

    「または」を末尾に挿入します

    移動

    上へ移動

    「すべてのサブセット定義」でルールを上に移動します

     

    下へ移動

    「すべてのサブセット定義」でルールを下に移動します

    かっこ

    (を追加

    先頭に左かっこを挿入します

     

    )を追加

    末尾に右かっこを挿入します

     

    (を削除

    左かっこを削除します

     

    )を削除

    右かっこを削除します

     

    ()をすべて削除

    「すべてのサブセット定義」からすべてのかっこを削除します

    代替変数

     

    「代替変数」ダイアログ・ボックスを表示して、ルールの値に定義済の代替変数を選択できるようにします。

  7. オプション: 複合サブセットの定義を作成するには、手順3から6を繰返します。

  8. 「OK」をクリックします。