セグメント値の階層の管理

Data Relationship Management階層は、Oracle General Ledgerセグメント値の階層関係の作成および保守に使用されます。バージョン内の各Data Relationship Management階層は、Oracle E-Business Suite値セットのセグメント値の階層およびOracle Fusion Accounting Hub値セットのツリー・バージョンに対応します。

データ作成者およびデータ・マネージャ・ユーザーは、バージョンごとにData Relationship Managementに階層を作成します。

次の階層レベル・プロパティは、Oracle Fusion General Ledgerでの階層およびツリーの作成と更新を制御するために使用されます。

プロパティ

説明

階層エクスポートの許可

Oracle General Ledgerへの階層のエクスポートを許可します

ツリー名

Oracle General Ledgerでのツリーの名前を示します(Oracle Fusion Accounting Hubにのみ適用されます)

ツリー名プロパティが定義されていない場合、Fusion Accounting Hubのツリー名にはData Relationship Managementでの階層名が使用されます。

ツリー・バージョン名プロパティの値がFusionにおけるツリーの既存のバージョンと一致しない場合は、その名前の新しいツリー・バージョンが作成されます。

ツリー・バージョン名プロパティの値がFusionにおける既存のツリー・バージョンと一致する場合は、既存のツリー・バージョンが更新されます。

次のバージョンレベル・プロパティは、Fusion Accounting Hubでのツリー・バージョンの作成または更新を制御するために使用されます。

プロパティ

説明

有効開始日

バージョンの有効開始日を示します(Oracle Fusion Accounting Hubにのみ適用されます)

有効終了日

バージョンの有効終了日を示します(Oracle Fusion Accounting Hubにのみ適用されます)

ツリー・バージョン名

Oracle General Ledgerでのツリー・バージョンの名前を示します(Oracle Fusion Accounting Hubにのみ適用されます)

Data Relationship Managementにツリー・バージョン名プロパティが指定され、Fusion Accounting Hubの既存のツリー・バージョン名と一致する場合は、Fusionツリー・バージョンが更新されます。

Data Relationship Managementにツリー・バージョン名プロパティが指定され、Fusion Accounting Hubの既存のツリー・バージョン名と一致しない場合は、新しいFusionツリー・バージョンが作成されます。

Data Relationship Managementにツリー・バージョン名プロパティが指定されていない場合は、Data Relationship Managementのバージョンの名前を使用して新しいFusionツリー・バージョンが作成されます。

次の表の条件に注意してください。

条件

条件およびフォローアップ・タスクに対するFusion応答

ツリー・バージョンの有効開始/終了日が指定されている新しいツリー・バージョン名がFusionの既存のバージョンと重複している場合

この条件はFusionでは監査に失敗します。

Data Relationship Managementの日付を更新してから再インポートします。

FusionとData Relationship Managementでツリー・バージョンの有効開始/終了日が異なる既存のツリー・バージョン名の場合

Fusionで日付が更新されますが、ユーザーはステータスをドラフトからアクティブに手動で更新する必要があります。このプロセスの間に、Fusionでは日付の重複がないことを確認するチェックが実行されます。

Data Relationship Managementに別のツリー・バージョンの有効開始/終了日が指定されている既存のツリー・バージョン名で、その有効開始/終了日がFusionにおける別の既存バージョンと重複する場合

この条件はFusionでは監査に失敗します。

Data Relationship Managementの日付を更新してから再インポートします。