デフォルト通貨の指定

アプリケーションのエンティティに対してデフォルト通貨を指定して、アプリケーションが通貨換算をサポートするかどうかを確立する必要があります。複数通貨のサポート(通貨の上書き)は、基本通貨にかかわらず、レベル0のメンバーで使用可能です。

次に、サポートされている通貨コードの例を示します:

  • USD: USドル

  • EUR: 欧州連合ユーロ

  • AUD: オーストラリア・ドル

通貨コードのリストについては、銀行およびビジネスで使用されるISO 4217の通貨コードのリストを参照してください。事前定義済の3桁の通貨コードを使用するか、独自のコードを追加します。Performance Management Architectでは、ISO規格を遵守する必要はありません。

複数通貨をサポートしている場合、デプロイ済アプリケーションでは通貨およびHSP_Ratesという2つのディメンションが作成されます。複数通貨の設定は、後で変更できません。

デフォルト通貨を設定するには:

  • アプリケーション・ウィザードを使用している場合は、「デフォルト通貨」として使用する通貨を選択します。アプリケーションに複数の通貨がある場合は、複数通貨を選択します。

  • 手動でアプリケーションを作成している場合は、最上位レベルのアプリケーションを選択します。「デフォルト通貨」プロパティをダブルクリックして通貨コードを入力します。複数通貨をサポートしている場合は、最上位レベルのアプリケーションを選択して「プロパティ・グリッド」で複数通貨を選択します。