ディメンションの関連付けの表示

ディメンションの関連付けによる、ディメンションとディメンション・メンバーに対するセキュリティ・クラスおよび通貨の割当てが使用可能になります。たとえば、エンティティ・ディメンションの場合、セキュリティ・クラスおよび通貨ディメンションへの関連付けを作成できます。関連付けはディメンション・レベルで作成され、ディメンションの下のすべてのメンバーにより継承されます。ディメンションの関連付けは、ディメンション・ライブラリで作成されます。ディメンションの関連付けの作成を参照してください。

ディメンションの関連付けは、共有ライブラリおよびアプリケーション内のディメンション間の相互関係を示すために使用されます。たとえば、連結アプリケーション内には、セキュリティ・クラス、カスタム・ディメンションの交差(<DimensionAliasName>TopMember)などを参照する勘定科目ディメンション・プロパティがあります。これらは他のディメンションと直接関連しています。ディメンションの関連付けによる、これらのプロパティおよび他のディメンションの間の関係の定義が使用可能になるため、参照先ディメンションからの値の直接取得が使用可能になります。

Planningアプリケーションのディメンションの関連付けの例は、シナリオ・ディメンションのStart PeriodプロパティおよびEnd Periodプロパティに、期間ディメンションとのディメンションの関連付けがあるという点です。シナリオ・ディメンションのStart YearプロパティおよびEnd Yearプロパティには、年ディメンションとのディメンションの関連付けがあります。

ディメンションの関連付けは、プロパティ値が別のディメンションのメンバーを参照するすべてのプロパティに作成されます。関連付けを作成すると、アプリケーションでその関連付けをアクティブ化する必要があります。