追加のロギングを有効にして、データ同期の問題のトラブルシューティングに役立てることができます。
注意! | デバッグ・トレースを有効にすると、追加のデバッグ・ファイルが作成され、アクセスできます。これは、データ同期のパフォーマンスに影響し、ハード・ディスク・スペースを余分に使用します。問題をトラブルシューティングする場合にのみ、これらのオプションを有効にします。本番環境ではこれらのオプションは必ず無効にしてください。 |
%EPM_ORACLE_INSTANCE%\config\EPMA\DataSyncに移動します。
たとえば、C:\Oracle\Middleware\user_projects\epmsystem1\config\EPMA\DataSync\です。
preTranslationProcessingClass=com.hyperion.awb.datasync.custom.FileBasedRowLogger preTranslationProcessingClass.outputFile=preTransOut.txt postTranslationProcessingClass=com.hyperion.awb.datasync.custom.FileBasedRowLogger postTranslationProcessingClass.outputFile=postTransOut.txt createDebugFiles=true debugSampleSize=1000
preTranslationProcessingClassを有効にすると、マッピングまたは変換が適用される前に、一時ファイルにソースからデータが保存されます。ファイルは、接尾辞として一意のIDが_preTransOutに追加されて名前が付けられます。これは、ソースから返されたデータを追跡する場合に便利です。
postTranslationProcessingClassを有効にすると、すべてのマッピングまたは変換が適用される前に、一時ファイルにソースからデータが保存されます。ファイルは、接尾辞として一意のIDが_postTransOutに追加されて名前が付けられます。これは、ソースに送信されるデータ、およびメタデータのマップ方法と変換方法を追跡する場合に便利です。
createDebugFilesを有効にすると、データ同期が実行または検証されるたびに次のログ・ファイルが生成されます:
SynRequest.xml — データ同期の実行の各ステップを追跡します
ALEQuery.xml — ソースによって実行されるALE形式の問合せ
debugSampleSize設定によって、ファイル・サイズが、設定されたバイト数を超えないようにします。
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データ同期の実行または検証ジョブごとに作成されるフォルダに、結果のログ・ファイルが生成されます。dme.logが標準のWeb Logicサーバー・フォルダにある場合、一時フォルダへのパスを持ちます。通常、一時フォルダは%EPM_ORACLE_INSTANCE%\tmp\Oracle\Tempです。
一時フォルダ内の一意のIDを持つフォルダに作成されるデバッグ・ファイルの場合、ファイルは、一意IDが接尾辞として_preTransOutおよび_postTransOutに追加された一時フォルダに作成されます。
問題を解決するために追加ロギングを有効にしたら、本番環境に戻る前にオプションを無効にします。
preTranslationProcessingClass=com.hyperion.awb.datasync.custom. FileBasedRowLogger preTranslationProcessingClass.outputFile=preTransOut.txt postTranslationProcessingClass=com.hyperion.awb.datasync.custom. FileBasedRowLogger postTranslationProcessingClass.outputFile=postTransOut.txt createDebugFiles=true debugSampleSize=1000
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