シナリオ

表31. シナリオ・ディメンション・プロパティ

プロパティ・ラベル

値の説明

プロパティ名
別名

メンバーの説明(最大80文字)

Aliasプロパティを使用するには、別名ディメンションを作成し、プロパティを定義して、その別名ディメンションを別のディメンションに関連付けます。たとえば、別名ディメンションを英語、フランス語およびイタリア語の値で作成し、その別名ディメンションをシナリオ・ディメンションに関連付けられます。

Alias

Consolidate YTD

連結のビューを指定します。このプロパティの値は必須です。YTDにはYを、期別にはNを指定します。

ConsolidateYTD

Default Frequency

シナリオの、データを入力できる期間を指定します。このプロパティの値は必須です。

たとえば、Monthlyという値は、四半期期間や年次期間ではなく、月次期間でのみ入力データを抽出できることを示します。

このプロパティに値を入力するには、シナリオ・ディメンションおよび表示ディメンションを関連付けます。

DefaultFrequency

Default Frequency For IC Transactions

内部取引のデフォルトの頻度を指定します。このプロパティは有効な頻度で、最大20文字まで指定できます。このプロパティのデフォルトは<blank>です。

このプロパティに値を入力するには、シナリオ・ディメンションおよび表示ディメンションを関連付けます。

DefFreqForICTrans

Default Parent

シナリオのデフォルトの親を指定します。デフォルトの親の値は派生値であり、値の入力はできません。

DefaultParent

Default View

視点バーでシナリオ・ビューが選択された場合に使用するビューを指定します。このプロパティの値は必須です。YTDまたは期別を指定します。

シナリオのデフォルト・ビューを変更し、ライン・アイテムの詳細が入力された場合は、まずライン・アイテムの詳細を抽出して保存してください。次に、シナリオからライン・アイテムの詳細を削除してから、ビューを変更します。新規デフォルト・ビューを一致させるには、それをロードする前に抽出したライン・アイテムの詳細を変更する必要があります。

DefaultView

Enable Data Audit

シナリオを監査対象にするかどうかを指定します。勘定科目またはシナリオのこのプロパティは監査できる対象を決定します。次のいずれかの値を指定します。

  • Y: すべての勘定科目を自動的に監査します。Enable Data AuditがFalseに設定されている勘定科目も監査されます。

  • O: Enable Data AuditがTRUEに設定されている勘定科目のみを監査します

  • N: すべての勘定科目の監査を使用不可にする

デフォルト値: N

EnableDataAudit

Enable Process Management

プロセス管理機能を使用可能にするかどうかを指定します。次のいずれかの値を指定します。

  • Y:プロセス管理オプションを使用可能にします

  • N:プロセス管理を使用不可にします。

  • A:プロセス管理および電子メールによる警告を使用可能にします

デフォルト値: N

HfmEnableProcessManagement

Maximum Review Level

シナリオに最大のプロセス管理確認レベルを指定します。1から10の確認レベルを指定します。このプロパティの値は必須です。

MaximumReviewLevel

Name

シナリオの名前(必須)

名前は、スペースを含めて最大80文字を指定できます。スペースで開始したり、次の文字を含めることはできません:

  • アンパサンド( & )

  • アスタリスク( * )

  • アット・マーク( @ )

  • カンマ( , )

  • 中かっこ( { } )

  • 二重引用符( " )

  • マイナス記号( - )

  • シャープ( # )

  • ピリオド( . )

  • プラス符号( + )

  • セミコロン( ; )

  • スラッシュ( / )

名前
Phased Submission Start Year

開始年を指定します。Performance Management Architectでアプリケーションをデプロイするか、従来のFinancial Managementアプリケーションにメタデータをロードすることで、開始年を設定できます。この設定により、プロセス管理のフェーズ化された送信を開始するシナリオの年に対する柔軟な設定を使用可能にします。

PhasedSubStartYear

Security Class

シナリオのデータにアクセスできるユーザーを定義するセキュリティ・クラスの名前(最大80文字)

このプロパティに値を入力するには、シナリオ・ディメンションおよびセキュリティ・クラス・ディメンションを関連付ける必要があります。

SecurityClass

User Defined 1、User Defined 2、User Defined 3

シナリオのカスタム情報(最大80文字)

User Defined 1、User Defined 2およびUser Defined 3関数は、このプロパティに保管されたテキストを取得します。

UserDefined1

UserDefined2

UserDefined3

Uses Line Items

シナリオにライン・アイテムを含めることができるかどうかを指定します。シナリオがライン・アイテムを受け入れることができる場合はY、シナリオがライン・アイテムを受け入れることができない場合はNを指定します。

注意:

ライン・アイテムの詳細を入力した後でこのプロパティを変更すると、保管されているライン・アイテムの詳細が、そのシナリオに対して有効ではなくなる場合があります。次のような状態になります:

  • ライン・アイテムを受け入れていたシナリオを、ライン・アイテムを受け入れないように変更すると、データベースに保管されたライン・アイテムの詳細が無効になります。合計のみが表示されます。

  • ライン・アイテムを受け入れていなかったシナリオを、ライン・アイテムを受け入れるように変更すると、そのシナリオの合計量の情報だけが存在し、対応するライン・アイテムの詳細情報は存在しません。合計を抽出し、合計がライン・アイテムの詳細情報と一致するようにライン・アイテムの詳細データとしてロードできます。

UsesLineItems

Zero View For Adjustments

その期間で不足している調整済データ値を解釈する方法を指定します。このプロパティの値は必須です。YTDまたは期別を指定します。

ZeroViewForAdj

Zero View For Non-adjustments

その期間で不足している未調整データ値を解釈する方法を指定します。このプロパティの値は必須です。YTDまたは期別を指定します。

ZeroViewForNonAdj