アプリケーション・プロパティは、従来のFinancial Managementメタデータ・ファイルのアプリケーション設定セクションと同じです。アプリケーション・プロパティはFinancial Managementアプリケーション全体に適用され、アプリケーションの次の情報を決定します。
組織が動的かどうか、期間別組織を使用するかどうか?
どのディメンションにセキュリティを設定するか?
どのデフォルトの換算レートを使用するか?
ICP加重はどの程度か?
連結ルールを適用するかどうか?
デフォルト通貨は何か?
プロパティ・ラベル | 値の説明 | プロパティ名 |
---|---|---|
アプリケーションで連結ルールがサポートされるかどうかを指定します。次のいずれかの値を指定します。
デフォルト値: N | ConsolidationRules | |
アプリケーションのデフォルト通貨を指定します。 このプロパティの値は必須です。 | DefaultCurrency | |
ASSETまたはLIABILITY勘定科目で使用する換算レートを含む勘定科目を指定します。 このプロパティの値は必須です。 | DefaultRateForBalanceAccounts | |
REVENUEまたはEXPENSE勘定科目で使用する換算レートを含む勘定科目を指定します。 このプロパティの値は必須です。 | DefaultRateForFlowAccount | |
アプリケーション内のエンティティがデフォルトでアクティブか、デフォルトで非アクティブかを指定します。非アクティブのエンティティはその親に集計されません。 このプロパティの値は必須です。 非アクティブの場合は0、アクティブの場合は1を指定します。 | DefaultValueForActive | |
アプリケーションのユーザーがすべてのディメンションのメンバーを参照するか、アクセス権のあるメンバーだけを参照するかを指定します。システムは次のディメンションをフィルタできます:
ユーザーがアクセス権を持つディメンション・メンバーだけを表示するにはYを、アプリケーション内のすべてのディメンションを表示するにはNを指定します。 デフォルト値はNです。 | EnableMetadataSecurityFiltering | |
ICPディメンションの[ICP Top]メンバーに集約される、内部取引パートナ・エンティティの[ICP Entities]の比率を指定します。 百分率の値を、小数(1.0が100パーセント)で表します。値は正または負にすることができます。 このプロパティの値は必須です。 デフォルト値: 1 | ICPEntitiesAggregationWeight | |
セル・テキストで使用できる最大文字数を指定します。 有効な値は、制限なしを示す-1または2,147,483,647までの正数です。 デフォルト値: 1900 | MaxCellTextSize | |
ドキュメントの添付ファイルのサイズの最大バイト数を指定します。 有効な値は、制限なしを示す-1または2,147,483,647までの正数です。 | MaxDocAttachmentSize | |
ユーザーごとのドキュメントの添付ファイルの最大数を指定します。 有効な値は、制限なしを示す-1または2,147,483,647までの正数です。 | MaxNumDocAttachments | |
ノードのセキュリティ・アクセスのタイプを指定します。 有効な値は親かエンティティです。 エンティティのセキュリティ・アクセスに基づいてノード・データをチェックするには「エンティティ」を指定し、親のセキュリティ・アクセスに基づいてノード・データをチェックするには「親」を指定します。 このプロパティの値は必須です。 | NodeSecurity | |
以前の連結構造と新しい連結構造をアプリケーションで共存させることができるかどうかを指定します。 次のいずれかの値を指定します。
| OrgByPeriodApplication | |
アプリケーションの勘定科目にセキュリティを設定するかどうかを指定します。 アプリケーションの勘定科目にセキュリティを設定する場合はY、設定しない場合はNを指定します。 | SecurityForAccounts | |
アプリケーションのカスタム・ディメンションをセキュリティで保護するかどうかを指定します。アプリケーションのカスタム・ディメンションにセキュリティを設定する場合はY、設定しない場合はNを指定します。 | SecurityFor<DimensionAliasName> | |
アプリケーションのエンティティにセキュリティを設定するかどうかを指定します。アプリケーションのエンティティにセキュリティを設定する場合はY、設定しない場合はNを指定します。 | SecurityForEntities | |
アプリケーションのICPメンバーにセキュリティを設定するかどうかを指定します。アプリケーションのICPメンバーにセキュリティを設定する場合はY、設定しない場合はNを指定します。 | SecurityForICP | |
アプリケーションのシナリオにセキュリティを設定するかどうかを指定します。アプリケーションのシナリオにセキュリティを設定する場合はY、設定しない場合はNを指定します。 | SecurityForScenarios | |
プロセス管理のフェーズ提出を、アプリケーションの勘定科目でサポートするかどうかを指定します。 有効な値はTRUEまたはFALSEです。 デフォルト値: False | SupportSubmissionPhaseForAccount | |
アプリケーション内のカスタム・メンバーで、プロセス管理のフェーズ化された送信がサポートされるかどうかを指定します。 有効な値はTRUEまたはFALSEです。 デフォルト値: False | SupportSubmissionPhaseFor<DimensionAliasName> | |
プロセス管理のフェーズ提出を、アプリケーションのICPメンバーでサポートするかどうかを指定します。 有効な値はTRUEまたはFALSEです。 デフォルト値: False | SupportSubmissionPhaseForICP | |
BALANCE勘定のデフォルト換算メソッドを指定します。 次のいずれかの値を指定します。
| UsePVAForBalanceAccounts | |
FLOW勘定のデフォルト換算メソッドを指定します。 次のいずれかの値を指定します。
| UsePVAForFlowAccounts | |
Use Submission Phase | プロセス管理のフェーズ提出をアプリケーションで使用するかどうかを指定します。 有効な値はYまたはNです。デフォルトはNです。 | UseSubmissionPhase |
検証に使用する勘定科目の名前を指定します。検証に使用する勘定科目は、既存の勘定科目で、カスタム・ディメンションの[ICPTop]との有効な交差部分が必要です。 | ValidationAccount | |
検証勘定科目は、プロセス単位を次の確認レベルに上げる前に、値がゼロに等しいことを確認するために使用されます。 たとえば、Validation Account3には送信フェーズ4のための有効な勘定科目が必要です。 | ValidationAccount2 to 9 | |
FDMアプリケーションの名前です。 | FdmAppName |