組織構造は、買収、売却、合併および再編成など、様々な理由で変更されます。期間別組織機能によって、同じアプリケーション内での最新の連結構造を使用可能にして過去の構造と共存させられます。
組織変更をサポートするために、Financial Managementはアクティブ・システム勘定科目を使用して、子のアクティブまたは非アクティブ集計ステータスを親に反映します。アクティブ勘定科目は、親レベルでデータを保管し、ICPディメンションを使用して子に関する情報を保管する内部取引勘定科目です。この勘定科目は、エンティティ階層のフィルタとして機能します。
親の子に対応するICPメンバーでは、アクティブ勘定科目は、子が現在の年、シナリオおよび期間のアクティブ連結メンバーとみなされるべきかどうかをシステムに指定します。アクティブ勘定科目が0のICPメンバーに対応する子は、非アクティブな子とみなされ、連結されません。アクティブ勘定科目が1のICPメンバーに対応する子は、アクティブな子とみなされ、連結されます。アクティブ勘定科目の値は表示または変更できます。アクティブな子データに対する変更は親に影響を与え、非アクティブな子への変更は親に影響を与えません。
アクティブ・プロパティのデフォルト値で、アクティブ勘定科目が空である子のステータスが制御されるため、親と子の交差ごとにアクティブか非アクティブかを指定する必要はありません。デフォルトでは、すべての子エンティティは特に指定がないかぎり親に対してアクティブです。