複数のPlanningディメンションに共通するプロパティ

プロパティ・ラベル

説明

プロパティ名

Valid for Plan

プラン1、プラン2、プラン3、要員、資本資産、HCP(要因、資本資産およびHCPプラン・タイプは別のモジュールに付属しています。『Oracle Hyperion Workforce Planning管理者ガイド』『Oracle Hyperion Capital Asset Planning管理者ガイド』および『Oracle Hyperion Workforce Planning管理者ガイド』を参照してください)。

メンバーにプラン・タイプのアクセス権を割り当てます。メンバーにプラン・タイプを割り当てないと、その子がプラン・タイプにアクセスできません。カスタム・ディメンションでは、プラン・タイプを選択解除すると、すべてのディメンション・メンバーが無効になります。

メンバーを移動するとき、新しい親が別のプラン・タイプに対して有効な場合、メンバーは新しい親と共通のプラン・タイプに対してのみ有効です。

このプロパティの値を親レベルで定義すると、すべての子孫は自動的に値を継承します。元の親の子孫メンバーで値が上書きされると、その子孫は新しい値を継承します。

注意:

Public Sector Planning and Budgetingでは、Workforce PlanningまたはCapital Asset Planningはサポートされないため、これらのモジュールを使用する場合は、別々のアプリケーションとして設定します。

AppValidForPlan1、AppValidForPlan2、AppValidForPlan3、AppValidForWrkforce、AppValidForCapex、AppValidForHCP

Data Storage

データをデータベースに保管する方法を決定し、パフォーマンスおよびディスク使用の最適化を使用可能にします:

  • StoreData: メンバーのデータ値を保管します。子メンバーに動的計算が設定されている場合、親メンバーを保管する設定にしないでください。ユーザーがデータ・フォームを保存およびリフレッシュしても、親に対する新しい合計が計算されません。

  • NeverShare: 親に集約する子メンバーを1つのみ持つ親メンバーで使用され、子メンバーにセキュリティを適用します。

  • DynamicCalc: 密ディメンションのメンバーまたは多数のユーザーから同時にアクセスされるデータ値に使用します。多くの場合、疎ディメンションのメンバーを計算するために使用されます。ユーザーがデータを入力する基本レベルのメンバーには使用しないでください。データ値は動的計算メンバーについては保存されません。データがターゲット・バージョンのメンバーに対して入力される場合、親メンバーには使用しないでください。「動的計算」に設定した親のメンバーは、ターゲット・バージョンで読取り専用となります。動的計算の親の場合、Essbase制限による子の数は100個です。

    注意!

    メンバーのストレージを動的計算に変更すると、データの算出方法によってはデータが失われる可能性があります。アウトラインか計算のどちらかまたは両方を更新して動的に計算された値を取得することが必要な場合もあります。

  • DynamicCalcAndStore: メンバーのデータ値を計算し、その値を保管します。多くの場合、複雑な式で疎ディメンションのメンバーやユーザーが頻繁に取得するメンバーを計算する際、「動的計算および保管」ではなく、「動的計算」を使用することで、計算を最適化し、ディスク使用を低減できます。

  • LabelOnly: データではなくデータベース・スペースの操作や最小化を支援する仮想メンバーに使用します。メンバーは値を表示できます。これは、為替レートを保管する場所なので、マルチ通貨アプリケーションでは、LabelOnlyデータ・ストレージをエンティティ、バージョン、通貨およびユーザー定義のカスタム・ディメンションの最上位メンバーに適用できません。レベル0のメンバーには使用しないでください。データ・フォームの場合、ラベルのみの親に最初の子メンバーを続けて使用しないでください。

  • ShareData: 同じディメンションのメンバーによるデータ値の共有を許可し、アプリケーション内のロールアップ構造の変更を使用可能にします。共有メンバーの場合、データ・ストレージを共有データに設定する必要があります。設定しないと、アプリケーションがPlanningにデプロイされる際、共有メンバーが追加されません。

このプロパティの値を親レベルで定義すると、すべての子孫は自動的に値を継承します。元の親の子孫メンバーで値が上書きされると、その子孫は新しい値を継承します。

このプロパティ値は関係値です。この値を変更した場合、他の階層のメンバーでは自動的に変更されません。

デフォルト値: NeverShare

DataStorage

Two Pass Calculation

親メンバーまたは他のメンバーのデータ値に基づいたメンバーのデータ値を再計算します。動的計算または動的計算および保管プロパティを持つ勘定科目およびエンティティ・メンバーで使用できます。

デフォルト値: False

TwoPassCalc

UDA

メンバーに関連付けられたUDA(ユーザー定義属性)を定義します。1つのメンバーに複数のUDAを入力するには、UDAメンバー間にカンマを配置します。UDAの詳細は、『Oracle Essbaseデータベース管理者ガイド』を参照してください。

デフォルトのUDAメンバーはHSP_NOLINKおよびHSP_UDFです。

デフォルト値: 該当なし

UDA

Member Formula

演算子、計算関数、ディメンション、メンバーの名前および個別メンバーの値を計算するための数値定数の組合せで作成されるアウトライン式。

デフォルト値: 該当なし

BSOMemberFormula

Alias

別名または代替メンバー名を保管する別名表を定義します。ディメンション、メンバーおよび別名の名前付けの制限で定義される命名規約を使用します。

デフォルト値: 該当なし

Alias

Aggregation

プラン1、プラン2、プラン3、Workforce、Capital Asset、HCPでは、連結時に子を親にロールアップする方法を指定します:

  • + (加算)

  • - (減算)

  • * (乗算)

  • / (除算)

  • % (パーセント)

  • ~(連結では無視する)

  • なし(階層に関係なく集約しない)

このプロパティの値を親レベルで定義すると、すべての子孫は自動的に値を継承します。元の親の子孫メンバーで値が上書きされると、その子孫は新しい値を継承します。

このプロパティ値は関係値です。この値を変更した場合、他の階層のメンバーでは自動的に変更されません。

デフォルト値: プラン1: +、プラン2: +、プラン3: +、Wrkforce: ~、Capital Asset: ~、HCP: ~

Plan1Aggregation、Plan2Aggregation、Plan3Aggregation、WrkforceAggregation、CapexAggregation、HCPAggregation

Data Type

値を保管および表示する方法:

  • Currency

  • 通貨以外

  • パーセンテージ

  • スマート・リスト

  • 日付

  • テキスト

  • 未指定

勘定科目で、データ型が通貨以外に設定されている場合、為替レート・タイプを「なし」に設定する必要があります。

デフォルト値: 未指定

DataType

Attribute Type

タイプが、テキスト、ブール、日付、または数字の選択したメンバーと関連付ける属性値。Planningでは、属性値はディメンション内の単一レベルにのみ割り当てられます。

ディメンション・メンバーに割り当てられた属性の属性値を作成します。データ・フォームおよびレポートを作成する際、メンバーを属性値でフィルタできます。

属性を疎ディメンションのみに割り当てられます。ラベルのみメンバーには、属性を割り当てることができません。密ディメンションに属性を追加する必要がある場合、すべてのプランのタイプでディメンションを疎に変更する必要があります。ディメンションを疎から密に変更する場合、そのディメンションのすべての属性および属性値は自動的に削除されます。

属性メンバーを削除する際、関連付けられたすべての属性値も削除されます。値は割り当てられていたすべてのメンバーおよびディメンションから除去されます。

デフォルト値: テキスト

AttributeDataType

スマート・リスト

一意の名前。英数字およびアンダースコアを含み、特殊文字またはスペースは含みません。詳細は、スマート・リストの作成を参照してください。

デフォルト値: 該当なし

SmartList