タイムバランスプロパティの例

タイム・バランスおよび差異レポートの設定は、システムによって定義されます。

タイム・バランス・プロパティ

説明

フロー

期間合計としての要約期間の値の集約。

1月=10、2月=15、3月=20、Q1=45

期首

期間合計としての要約期間内の最初の値

1月=10、2月=15、3月=20、Q1=10

残高

期間合計としての要約期間内の最後の値

1月=10、2月=15、3月=20、Q1=20

平均

平均

1月=10、2月=15、3月=20、Q1=15

入力

親の期間の値は、子孫に入力されます。子の値が変更されると、デフォルト集約論理はその親に適用されます。

1月=20、2月=20、3月=20、Q1=20

加重された平均 - Actual_Actual

年間の実際の日数に基づいた日々の加重平均です。2月が29日間あるうるう年の会計です。この例では、Q1の平均が計算されています: (1) Q1の各値にその月の日数を乗算し、(2)それらの値を合計し、(3)合計をQ1の日数で除算します。うるう年と仮定した場合、(10*31+15*29+20*31)/91=15という計算になります。

1月=10、2月=15、3月=20、Q1=5

加重された平均 - Actual_365

年間365日に基づいた日々の加重平均で、2月が28日間あると仮定します。うるう年は考慮していません。この例では、Q1の平均が計算されています: (1) Q1の各値にその月の日数を乗算し、(2)それらの値を合計し、(3)合計をQ1の日数で除算します。うるう年と仮定しない場合、(10*31+15*28+20*31)/90=15という計算になります。

1月=10、2月=15、3月=20、Q1=15

加重平均(Actual_Actualプロパティおよび加重平均 - Actual_365プロパティ)は、4つの四半期にロール・アップされる標準の月別カレンダのみで使用できます。Planningでデータを計算して記録する方法については、Oracle Hyperion Planningユーザー・ガイドを参照してください。

注意:

Planningアプリケーションのデプロイメントの場合: 「タイム・バランス」が「期末」に設定されている場合、プロパティは「残高」としてPlanningに送信されます。「タイム・バランス」が「なし」に設定されている場合、プロパティは「フロー」としてPlanningに送信されます。