外部ファイルのソースとしての使用方法

データ同期のソースとして使用する外部ファイルを定義できます。データ同期は、最後の列にデータを格納する区切りファイルをサポートし、固定長フィールドはサポートしていません。フラット・ファイルのソースに関係するすべてのマッピング・ルールおよびフィルタを入力する必要があります。

外部ファイルをソースとして使用する同期を作成する前に、外部ファイルを定義する必要があります。

外部ファイルを定義するには:

  1. 「ファイル」「新規」「外部のファイル定義」の順に選択します。

    「外部ファイル・マッピング・ウィザード」が表示されます。

  2. 次のすべてのアクションを実行します:

    • 外部ファイルのフィールドを区切り文字である区切り記号を選択します。ファイルの区切り文字として、カンマ(,)、セミコロン(;)、タブまたはスペースを使用できます。「その他」フィールドを使用して区切り文字を指定することもできます。

    • テキスト値を識別する文字である引用符文字を選択します。たとえば、引用符文字が二重引用符(")の場合は、すべてのメンバーを二重引用符で囲む必要があります。二重引用符で囲まれていないテキスト値があると、エラーを戻します。

      注意:

      メンバー名またはデータ値に区切り文字が現れた場合、引用符文字を指定する必要があります。区切り文字と引用符文字に同じものは指定できません。

    • スキップするヘッダー行の数を入力します。たとえば、外部ファイルには、名前、住所、都市、都道府県、郵便番号など、スキップするヘッダーがある場合があります。

    • ディメンション・フィールドの行数を入力します。次の例は、スキップするヘッダー行の合計数が4で、ディメンション名のある行番号が行3である外部ファイルを示しています。

      #first Row of the header 
      #Second Row of the header 
      Account,Time,Data 
      #fourth Row of the header 
      Sales,FY10,34.123 
      
  3. 「次へ」をクリックします。

  4. アクションを実行してファイルをプレビューします:

    • 「アップロード」ボタン をクリックし、「参照」をクリックし、ファイルを選択し、「アップロード」をクリックします。

    • 「プレビューするファイルURLの指定」を選択し、file:///c:/data/previewfile.csvなどのURLを入力します。

      外部ファイルの形式を指定したため、厳密な形式の制約を受けません。ただし、次のルールに注意してください:

      • すべての行に同じ数の列を含める必要があります。

      • すべての行には、各ディメンションに対するメンバー値(空ではない)が必要です。

      • すべての行の最後の列は交差値(テキストまたは数値)にする必要があります。

  5. 「サンプル・ファイルのプレビュー」をクリックします。

    ファイルをプレビューするときはウィザードで指定するオプションが適用されるので、オプションがどのようにデータに影響するかを確認できます。

  6. 「次へ」をクリックします。

    外部ファイル・マッピング・ウィザード。
  7. ファイルのディメンションの数を入力し、「更新」をクリックします。

  8. ターゲット内のディメンションに対応するフィールド・ラベルを入力し、「次へ」をクリックします。

  9. 外部ファイルの名前と説明(省略可能)を入力し、「終了」をクリックします。