別の視点にデータを配賦します。この関数は、配賦ルールで使用できます。
構文
HS.Alloc ("SourcePOV","DestPOV","EntityList","AllocExp","PlugAccount")
表11-6 Alloc関数の構文
パラメータ | 説明 |
---|---|
SourcePOV |
配賦されるデータのソース視点。 勘定科目のメンバーを必ず指定し、オプションでICPおよびカスタム・メンバーを指定します。ICPおよびカスタム・メンバーを指定しない場合は、次のようになります。
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DestPOV |
データの配賦先を識別する宛先視点。 勘定科目のメンバーを必ず指定し、オプションでICPおよびカスタム・メンバーを指定します。使用に関する次のルールに注意してください:
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EntityList |
データの配賦先エンティティを識別するメンバー・リスト。システム定義の[Base]エンティティ・リストを使用するか、ユーザー定義のリストを使用できます。 [Base]システム定義のリストを使用する場合は、宛先視点に親メンバーとして指定されたエンティティが使用されます。ユーザー定義のリストを使用し、そのリストに親メンバーが含まれる場合、親メンバーは無視されます。 |
AllocExp |
各エンティティに配賦されるデータを識別する式。この式は、次のタイプの値を含むことができます。
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PlugAccount |
調整勘定科目の名前。この引数はオプションです。ソース視点の勘定科目と調整勘定の属性を比較して、必要に応じて、ソース視点にある勘定の金額の符号を逆にします。 勘定科目のメンバーを必ず指定し、オプションでICPおよびカスタム・メンバーを指定します。使用に関する次のルールに注意してください:
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戻り値
なし。
例
この例では、TangibleAssets勘定科目からのデータは現金勘定科目に配賦されます。
Call HS.ALLOC ("A#TangibleAssets","A#Cash","NewEngland","A#TangibleAssets","A#Plug")