同種データベースを使用して、データベース間またはEPMシステム間でアプリケーションをインポートできます。両方のEPMシステムでOracle DBまたはSQL Serverを使用する必要があります。アプリケーションをインポートするには、アプリケーション管理者役割と、Financial Managementアプリケーション作成者役割のShared Servicesでプロビジョニングされていることが必要です。
アプリケーションを同じ環境にインポートして名前を変更するか、新しいアプリケーションを別のプロジェクトおよびクラスタに登録できます。
すべての年およびシナリオのデータをインポートするか、特定の年およびシナリオを選択できます。
デフォルトでは、プロセスによって、アプリケーション・プロファイル情報、メタデータ、およびセキュリティ情報が複製されます。タスクとデータの監査情報を、ソース・アプリケーションから宛先アプリケーションにインポートするよう選択することもできます。
アプリケーションのインポートの前提条件
アプリケーションをインポートする前に、次の手順を実行する必要があります。
ソース・データベースと宛先データベースの間にデータ通信リンクを作成する必要があります。
Oracleデータベースを使用している場合は、データベース・リンクを作成する必要があります。
SQL Serverデータベースを使用している場合は、リンク・サーバーを作成する必要があります。
HFMデータベースに、データベース・リンクまたはリンク・サーバーを作成する権限があることを確認してください。
役割によってユーザーをプロビジョニングするのではなく、1回限りの明示的なDB権限をユーザーに付与する必要があります。
アプリケーションをインポートするには:
インポート・プロセスを開始したときに、管理モードが有効化されます。すべてのユーザーはアプリケーションからログアウトされ、プロセスが完了するまで再度ログインできなくなります。
「管理タスク」ページが表示され、アプリケーションのインポート・タスクの進行状況をモニターできます。
ソース・アプリケーションが正常にインポートされると、新しく作成されたアプリケーションは指定したクラスタおよびプロジェクトに登録され、新規アプリケーションを開けるようになります。