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Oracle® Hyperion Financial Management管理者ガイド

E79705-03
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Financial Managementのディメンション

ディメンションは、組織のデータを表し、通常は関連するメンバーのグループを含みます。ディメンションの例には、勘定科目、エンティティおよび期間があります。Oracle Hyperion Financial Managementには、システム定義のディメンションが8つ用意されており、勘定科目に適用できるカスタム・ディメンションを無制限に追加できます。

ディメンションを構成する要素はメンバーと呼ばれます。たとえば、GrossMarginおよびTotalRevenuesは勘定科目ディメンションのメンバーです。

ディメンション・メンバーは階層に配置されます。上位レベルのメンバーは親メンバーと呼ばれ、親メンバーの直下のメンバーはと呼ばれます。親の下にいるすべてのメンバーは子孫と呼ばれます。最下位レベルの階層のメンバーは基本レベルのメンバーと呼ばれます。

一部のデータ・ディメンションでは階層を定義できません。たとえば、年ディメンションでは階層をサポートしていません。

データはディメンションの基本レベルのメンバーに入力され、親メンバーには入力されません。親レベルのメンバーの値は、親レベルのメンバーの子から集計されます。基本レベルのメンバーのデータが計算される場合もあります。

次の項では、システム定義のディメンションについて説明します。ディメンション属性の設定について、Oracle Hyperion EPM Architectを使用している場合は、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Architect管理者ガイド』を参照し、Financial Managementクラシック・アプリケーション管理を使用している場合は、メタデータの管理を参照してください。