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Oracle® Hyperion Financial Management管理者ガイド

E79705-03
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ディメンションの交差に関する考慮事項

Expがデータを取得し、Expがデータを配置するディメンションの交差を指定しない場合は、ソース交差と宛先交差は次の要素によって決定されます。

  • 宛先。内部取引パートナ・ディメンションまたはカスタム・ディメンションのメンバーが等号の左側に指定されていない場合は、Expによって、勘定科目およびディメンションの有効な各交差にデータが挿入されます。宛先勘定科目を指定していない場合は、Oracle Hyperion Financial Managementによって、現在の視点に有効なすべての勘定科目にデータが挿入されます。複数の勘定科目の同時設定を参照してください。

  • ソース。ディメンションのメンバーが等号の右側に指定されていない場合は、次のようないくつかの可能性があります。

    • ディメンションのメンバーが1つのみの場合、Expはこのメンバーとソース勘定科目の交差からデータを取得します。

    • ディメンションにソース勘定科目との有効な交差が1つのみある場合、Expはこの交差からデータを取得します。

    • ディメンションにソース勘定科目と交差するメンバーが複数ある場合、データのソース交差は次のように等号の左側によって決定されます。

      • メンバーが左側に指定されている場合は、Expは、このメンバーとソース勘定科目の交差からデータの取得を試みます。

      • メンバーが左側に指定されていない場合は、Expは、宛先勘定科目およびディメンションのメンバーの有効な各交差へのデータの挿入を試みます。Expは、メンバーおよびソース勘定科目の対応する交差から宛先交差のデータを取得します。

        注意:

        ソース交差が無効な場合、Expは対応する宛先交差のデータを変更しません。

これらの考慮事項を説明する例の詳細は、Expおよびディメンションの交差に関する考慮事項を参照してください。