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Oracle® Hyperion Financial Management管理者ガイド

E79705-03
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NumChild

現在のディメンション・メンバーまたは指定したメンバーの子メンバーの数を取得します。この関数は、次のタイプのルールで使用できます:

  • 計算

  • 換算

  • 連結

  • 配賦

    注意:

    メンバーがツリー階層で別のメンバーのすぐ1つ下のレベルにある場合、そのメンバーは子です。指定したオブジェクトの1つ下のメンバーのみがカウントされます。

構文

HS.<Object>.NumChild("Element")
HS.Node.NumChild("S#Scenario.Y#Year.P#Period.E#Entity")
HS.<Object>.NumChild("")
HS.Custom(Dimension).NumChild(Member)

注意:

この関数を現在のメンバーに適用するには、空白の文字列("")を使用します。

表11-38 NumChild関数の構文

パラメータ 説明

<Object>

次のオブジェクトのキーワードのいずれか:

  • Account

  • Custom1-4

  • Custom (カスタム・ディメンション・ラベル)

  • Entity

  • Node

  • Parent

Element

次のいずれかのディメンションの有効なメンバーの名前。選択したオブジェクトによって異なります。

  • 勘定科目

  • Custom1...4

  • カスタム

  • エンティティ

  • ノード

AccountオブジェクトとCustomオブジェクトを使用する場合は、メンバーを指定する必要があります。空白の文字列は使用できません。

ディメンション全体の子メンバーの数を取得するには、次の例のように、ALLを引用符で囲って指定します。

iAcctBase = HS.Account.NumChild("ALL")

Scenario

シナリオ・ディメンションの有効なメンバーの名前。

Year

有効な年。

Period

有効な期間。

Entity

エンティティ・ディメンションの有効なメンバーの名前。

NumChild関数をExp関数に組み込むことができます。NumChild関数を組み込む場合は、NumChildの引数を引用符で囲わないでください。

戻り値

子メンバーの数を識別する文字列。NODEの場合は、指定したメンバーのアクティブな子の数を取得します。

この例では、Regionalエンティティ直下にエンティティの平均売上高を保管するSalesChildという名前の勘定科目がアプリケーションに含まれています。SalesChildの金額を計算するために、Sales勘定の金額を、Regional直下の子の数で割っています。

HS.Exp "A#SalesChild = A#Sales/HS.Entity.NumChild(Regional)"