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Oracle® Hyperion Financial Management管理者ガイド

E79705-03
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右側に1つの有効なメンバーがある場合

次の例では、有効なメンバーがソース勘定科目には1つのみで、宛先勘定科目には2つあります。

  • SourceAcct。Member003は唯一の有効な交差です。

  • TargAcct。Member002およびMember003は有効で、Member001は無効です。

この例では、等号のどちら側でもカスタム1メンバーを指定せずに、Expが使用されています。

HS.Exp "A#TargAcct = A#SourceAcct"

この関数は、カスタム1メンバーとTargAcct勘定科目との交差に次のデータを挿入します。

Custom1メンバー データ 交差

Member001

15

SourceAcctおよびMember003(SourceAcct勘定科目の唯一の有効な交差)

Member002

15

SourceAcctおよびMember003(SourceAcct勘定科目の唯一の有効な交差)

Member003

N/A

該当なし。Member003はTargAcct勘定科目には無効な交差です。

この例では、等号の左側でMember001を指定して、Expが使用されています。

HS.Exp "A#TargAcct.C1#Member001 = A#SourceAcct"

TargAcctとMember001の交差は15に設定されています。これはSourceAcctとMember003の交差のデータです。

ヒント:

SourceAcct勘定科目とカスタム1ディメンションに有効な交差が複数あった場合、ExpはSourceAcctとMember001の交差からデータの取得を試みます。これが無効な交差であると、Expは宛先勘定科目を変更しません。