次の例では、有効なメンバーがソース勘定科目には1つのみで、宛先勘定科目には2つあります。
SourceAcct。Member003は唯一の有効な交差です。
TargAcct。Member002およびMember003は有効で、Member001は無効です。
この例では、等号のどちら側でもカスタム1メンバーを指定せずに、Expが使用されています。
HS.Exp "A#TargAcct = A#SourceAcct"
この関数は、カスタム1メンバーとTargAcct勘定科目との交差に次のデータを挿入します。
Custom1メンバー | データ | 交差 |
---|---|---|
Member001 |
15 |
SourceAcctおよびMember003(SourceAcct勘定科目の唯一の有効な交差) |
Member002 |
15 |
SourceAcctおよびMember003(SourceAcct勘定科目の唯一の有効な交差) |
Member003 |
N/A |
該当なし。Member003はTargAcct勘定科目には無効な交差です。 |
この例では、等号の左側でMember001を指定して、Expが使用されています。
HS.Exp "A#TargAcct.C1#Member001 = A#SourceAcct"
TargAcctとMember001の交差は15に設定されています。これはSourceAcctとMember003の交差のデータです。
ヒント:
SourceAcct勘定科目とカスタム1ディメンションに有効な交差が複数あった場合、ExpはSourceAcctとMember001の交差からデータの取得を試みます。これが無効な交差であると、Expは宛先勘定科目を変更しません。