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Oracle® Hyperion Financial Management管理者ガイド

E79705-03
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オンラインREDOログ・ファイルのサイズ

データベースのライター・プロセスおよびアーカイバ・プロセスの動作はREDOログのサイズによって決まるため、REDOログ・ファイルのサイズがパフォーマンスに影響する可能性があります。通常、REDOログ・ファイルの規模が大きくなると、パフォーマンスは向上ます。規模が小さいログ・ファイルでは、チェックポイント・アクティビティが増加し、パフォーマンスが低下します。ただし、小規模のログ・ファイルと頻繁なチェックポイントによってリカバリ時間は短縮されます。そのため、毎日の業務効率がリカバリ時間を最小限に抑えることよりも重要である場合は、オンラインREDOログ・ファイルを比較的大きい値に設定します。Oracle Hyperion Financial Managementデータベースの場合、数百MBが通常サイズです。ただし、REDOログ・ファイルのサイズを決定する望ましい方法は、FAST_START_MTTR_TARGETを有効にして、しばらくの間一般的なデータベース・ワークロードを実行することです。その後、次の問合せを実行してREDOログの最適なサイズを取得します。

SQL> select optimal_logfile_size from v$instance_recovery;

MTTRターゲットとオンラインREDOファイルのチューニング方法の詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。