B パフォーマンスの最適化

この章では、Oracle Hyperion Financial Managementアプリケーション、データベース管理および一般的なオペレーティング・システムの概念をよく理解していることを前提としています。実際の実装および環境は、ビジネス要件、Financial Managementのデータセット、ネットワーク・トポロジおよびハードウェアの使用状況に基づいて大きく異なります。したがって、このようなガイドラインを自身の実装にどのように適合させるかを検討する必要があります。テスト結果とパフォーマンスの数値はすべて、チューニングの概念を示すための例としてのみ使用されます。

注意:

不適切な設定と構成は、Financial Managementの動作を妨げる可能性があります。

チューニング設定を実装する前に、エンドツーエンド・パフォーマンス・テストを実行してデフォルトの構成に対するベースライン・パフォーマンス・データを取得し、チューニング設定を増分変更してからパフォーマンス・データを収集することをお薦めします。構成の変更によってシステム・パフォーマンスが向上し、低下しないことを確認する必要があります。

サポートされているプラットフォームおよびコンポーネントは、Oracle Enterprise Performance Management Systemサポート対象プラットフォームのマトリックス(『Oracle EPM Supported Platform Matrix』)を参照してください。