SelectablePOVList

このキーワードは、ユーザーが選択できるディメンションのメンバーを指定します。

選択可能なディメンションの初期値は、そのディメンションに初期値が指定されていれば、バックグラウンドPOVから取得します。初期値が指定されていなければ、初期値はユーザーのPOVから取得します。リストの初期値が無効な場合は、リストの最初のメンバーがデフォルトになります。

ユーザーが新しいメンバーを選択すると、選択されたメンバーはユーザーの視点に組み込まれます。

構文

SelectablePOVList=Dimension{MemberList}

SelectablePOVList=Dimension{[SystemList]}

SelectablePOVList=Dimension{Parent.[SystemList]}

表7-5 SelectablePOVListキーワードの構文

パラメータ	説明
Dimension	選択可能なディメンションを表す、次のいずれかの文字 S (シナリオの場合) W (ビューの場合) E (エンティティの場合) V (値の場合) P (期間の場合) A (勘定科目の場合) I (ICPの場合) C (カスタムの場合)
Parent	ディメンションの有効な親
MemberList	有効なメンバー・リストの名前
SystemList	有効なシステム・リストの名前

例

SelectablePOVList=S{ActualBudget}.Y{Years}.P{Months}.E{[Hierarchy]}.
C1{ProductsAllocate}.C2{Customers}.C3{AllChannels}