プライマリ・コンテンツへ移動
Oracle® Hyperion Financial Management管理者ガイド

E79705-03
目次へ移動
目次

前
次

「転記前に照合」オプションの設定

期間ごとに、「転記前に照合」オプションを設定できます。照合/検証オプションでは、取引の転記前に取引の照合ステータスを確認する必要があるかどうかを定義し、エンティティをロックするか期間を閉じる前に実行する必要がある検証タイプを定義します。

「転記前に照合」オプションを選択する場合は、転記する前に、取引を一致させるか理由コードを割り当てる必要があります。期間を閉じる前、またはエンティティをロックする前には、一致した取引または理由コードのある不一致の取引すべてを転記する必要があります。

「制限」オプションを選択する場合は、転記する前に取引を一致させる必要がありますが、転記が戻されている取引を含む期間を閉じることや、エンティティをロックすることは可能です。

表14-1「転記前に照合」オプションの値の説明

「転記前に照合」オプションの値 説明

いいえ

すべての取引を転記できます。

はい

次の条件のいずれかを満たす場合は、取引を転記できます。

  • 取引のステータスが「一致」である。

  • ステータスが「不一致」の取引に有効な理由コードが含まれている。

    注意:

    未照合の取引または理由コードのない不一致の取引は転記できません。

また、期間を閉じるかエンティティをロックする前に、一致した取引または理由コードのある不一致取引のすべてが転記されているかどうかがチェックされます。

制限

「転記前に照合」オプションを「制限」に設定すると、次のいずれかの条件が満たされた場合に取引を転記できます:

  • 取引のステータスが「一致」である。

  • ステータスが「不一致」の取引に有効な理由コードが含まれている。

    注意:

    未照合の取引または理由コードのない不一致の取引は転記できません。

転記が戻されている取引を含む期間を閉じることや、エンティティをロックすることは可能です。