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Oracle® Hyperion Financial Management管理者ガイド

E79705-03
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内部取引照合レポートの非表示オプション

内部取引照合レポートを作成するとき、いくつかのタイプの内部取引と詳細をレポートで非表示にできます。レポートの印刷時にもこれらの非表示オプションを選択できます。

一致したものの非表示

内部取引照合レポートを作成するとき、一致するエンティティ/パートナの取引を表示または非表示にできます。非表示にするように選択すると、エンティティおよびパートナの値が照合許容差の値またはパーセントの範囲内にある場合、取引は非表示にされます。たとえば、エンティティに299個、パートナに200個ある場合、差異は99になります。照合許容差の値が100でエンティティとパートナの差異がこの例のように100未満の場合は、照合許容差の範囲内であるため、取引は非表示にされます。

エンティティ/パートナの取引を非表示にしないように選択すると、エンティティおよびパートナの値が照合許容差の値またはパーセントの範囲内にある場合でも非表示にされません。前の例では、値の差異が99で、照合許容差の範囲内にありますが、取引は非表示にされません。指定された照合許容差は単位で表示されます。

戻し取引の非表示

デフォルトで、エンティティの取引が表示されるたびに内部取引パートナから戻し取引が表示されます。レポートの生成時に、これらの戻し取引を非表示にするように選択できます。

レポートに1つの照合勘定科目しかないときにこのオプションは非常に便利です。たとえば、収益と費用の内部取引の保管に使用する「現金」勘定科目がある場合です。この場合、レポートには1つの照合勘定科目しかないので、戻し取引の非表示オプションを使用して、重複エントリを避ける必要があります。

詳細の非表示

レポートに異なる金額のみを表示する場合は、内部取引の詳細を非表示にできます。このオプションを選択すると、レポートには内部取引は表示されず、エンティティ/パートナの各セクションの合計差異のみが印刷されます。不一致が存在するために、各内部取引を表示する必要がある場合は、レポートを再生成して、内部取引の詳細を表示できます。

カスタム・ディメンションの非表示

任意のカスタム・ディメンションの列を非表示にするように選択できます。

「メンバーの表示」オプション

ディメンション・メンバーのラベル、説明、または両方をレポートに表示できます。

「分類方法」オプション

内部取引パートナとの取引をカスタム・ディメンションで分類できます。このオプションに従って詳細がソートされ、グループの小計が表示されます。