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Oracle® Hyperion Financial Management管理者ガイド

E79705-03
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TransPeriodic

期別メソッドを使用して通貨を換算します。この関数は換算ルールで使用できます。

構文

HS.TransPeriodic("DestPOV","SourcePOV","Rate1","Rate2")

表11-52 TransPeriodic関数の構文

パラメータ 説明
DestPOV

宛先視点。宛先は、勘定科目、カスタム1-4、ICPのメンバーの組合せを指定できます。指定されていない各ディメンションに対して、ディメンションの有効なすべてのメンバーに書き込まれます。指定された各ディメンションに対して、指定されたメンバーのみに書き込まれます。

SourcePOV

ソース視点。ソースはディメンションの組合せを指定できます。勘定科目、カスタム1、カスタム2、カスタム3、カスタム4およびICPのディメンションが指定されていない場合は、Destinationメンバーと同じメンバーが使用されます。シナリオ、年、期間およびエンティティのディメンションが指定されていない場合は、現在のメンバーが使用されます。値が指定されていない場合は、EntityCurrTotalメンバーが使用されます。ソースが空白の場合は、ソースとして宛先が使用されます。

Rate1-2

為替レート。為替レートは、定数、為替レート勘定科目または特定のセルを指定できます。Rate勘定科目はエンティティおよびNoneエンティティに入力されます。デフォルトの換算プロセスについては、デフォルトの換算方法を参照してください。

戻り値

なし

この例では、Rate1勘定科目の為替レートを使用して、期別メソッドによりSales勘定科目が換算されます。

HS.TransPeriodic("A#Sales", "A#LastYearSales", "A#Rate1", "")