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Oracle® Hyperion Financial Management管理者ガイド

E79705-03
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相対期間の使用

行と列に次のキーワードを使用して、現在のPOVに関連する期間を選択できます:

  • @Cur

  • @First

  • @Last

  • @Next

  • @Prev

    注意:

    年と期間の値では、大文字と小文字は区別されません。

たとえば、POVで選択されている期間が1月の場合、この式を使用して作成された列または行には、1月のデータが表示されます:

P#CUR+1

期間が現在の年以降に延長されたとき、または前の年を参照する必要があるときにシステムで相対的な年を適用するには、Y#@Curを行または列の定義の一部として指定する必要があります。

たとえば、現在の期間が最後の期間である場合は、C1=Y#@Cur.P#@Cur(+1)を指定して、正しい年を戻す必要があります。現在のPOVが2013 Decemberの場合、C1=Y#@Cur.P#@Cur(+1)は2014 Januaryを戻します。

現在のPOVが2013 Decemberの場合、C2=P#@Cur(+1)は2014 Januaryを戻します(Januaryが年の最初の期間の場合、Decemberは最後です)。したがって、年の情報を正しく反映するには、列の定義に年を指定します。例: C2=Y#@Cur.P#@Cur(+1)

@CUR関数を他のディメンションに使用して現在のPOVを取得できます。ただし、他のディメンションの@CURは、順序どおりではないため、+2などのオフセットを使用できません。たとえば、現在のPOVが実績シナリオを持つ場合、列の有効な例は、C1=S#@CURを使用して"実績"を戻すことになります。POVシナリオを予算に変更すると、この同じ列の定義が"予算"を戻します。