データの抽出

このセクションの手順を使用して、フラット・ファイルとしてデータを抽出します。

注意:

データベースにデータを抽出することもできます。『Oracle Hyperion Financial Management, Fusion Edition管理者ガイド』のデータベースへのデータの抽出に関する項を参照してください。

基本レベルの入力データや数種類の計算済データを、アプリケーションから抽出できます。デフォルトでは、データ・ファイルでは.DAT拡張子が使用されます。データをデータ・ファイルに抽出した後は、テキスト・エディタで表示および変更できるようになります。

算出データおよび派生データを抽出するには、「拡張分析」セキュリティ役割が必要です。

データを抽出するときは、シナリオ・ディメンションと年ディメンションのメンバーを指定する必要があります。期間、エンティティおよび勘定科目ディメンションでは、1つ以上のメンバーを指定できます。

また、次のタイプの計算済データも抽出できます。

• 親エンティティの連結データ。

• ルールに従って計算される勘定科目ディメンションとカスタム・ディメンションの基本メンバー。

• CustomTopMemberおよびICPTopMemberと交差する親勘定科目。CustomTopメタデータの属性が空白または「すべて」の場合は、[None]メンバーが使用されます。有効なデータ交差のみが抽出されます。一意の各視点では、データがファイルのデータ行に表示されます。グループ見出しは作成されません。

データを抽出するオプションを選択する場合、テンプレートとして選択を保存できます。テンプレートは、現在のタイプ、抽出フォーマット、視点および選択したオプションを格納します。保存したテンプレートを選択する場合、抽出オプションにデフォルト値が移入されます。

ログ・ファイルおよび抽出されたファイル用のディレクトリを設定していることを確認します。ログ・ファイルには、抽出の開始時刻と終了時刻、および抽出されたレコードの数などのプロセスについての情報が記録されます。