エンティティと確認レベルのリストを表示するためのオプションを設定できます。以下の情報を表示できます。
確認レベル(「開始済」、「第1パス」、「確認レベル1」、「承認済」など)。プロセス単位のレベルを参照してください。
成功/失敗のステータス。このステータスは、プロセス単位を次のレベルに上げる準備ができているかどうかが表示されます。成功または失敗のステータスの表示を参照してください。
検証ステータス。エンティティの検証勘定科目の金額に基づいて、エンティティの検証ステータスを示します。検証勘定の詳細の表示を参照してください。
算出ステータス(OK、NODATA、CHなど)。算出ステータスの表示を参照してください。
仕訳ステータス。Entity Currency Adjustments、Parent Currency Adjustments、Parent Adjustments、Contribution Adjustmentsなどのエンティティの仕訳ステータスを赤または緑のフラグで示します。仕訳ステータスの表示を参照してください。
「プロセス・コントロール」ページでは、セルの色を使用してデータの追加情報を示すこともできます。ステータスを判別するためのデータ・セルの色の使用方法を参照してください。
プロセス・コントロールの表示オプションを設定するには:
例12-1 スタイル
エンティティは、フラット・リストで表示することも、ツリー階層形式で表示することも可能です。ツリー・ビューは、階層システム・メンバー・リストを選択した場合にのみ使用できます。その他のすべてのメンバー・リストは、フラット・リストとして表示されます。
エンティティをツリー・ビューに表示する場合は、エンティティの横にあるプラス(+)記号とマイナス(-)記号を使用して展開したり縮小したりできます。ツリー・ビューでプロセス単位のレベルを変更するときは、アクションを現在選択しているエンティティに適用するか、選択しているエンティティとその子孫に適用するかを選択できます。エンティティと子孫に適用するオプションを使用すると、組織全体を手動で展開しなくても、アクションを実行できます。
リストをツリー・ビューで表示する場合は、行のソートやフィルタはできません。
例12-2 エンティティ・ビュー
エンティティ情報には、エンティティのラベル、説明、またはこれらの両方を表示できます。デフォルト設定では、ラベルが表示されます。
例12-3 アクティブのみ表示
アプリケーションで期間別組織が設定されている場合は、親エンティティのアクティブな子孫のみ表示できます。
例12-4 フィルタ
リスト・ビューを使用すると、行のソートとフィルタを使用できます。たとえば、確認レベルに基づいて行をフィルタしたり、特定の確認レベルの上または下にあるすべての行(「第1パス」より上にあるすべてのレベルなど)を表示したりできます。また、確認レベルごとに、降順または昇順に行をソートすることもできます。
「合格のみ」または「不合格のみ」などの検証ステータスで行をフィルタできます。また、「OK」、「CN」または「TR」などの算出ステータスで行をフィルタすることもできます。算出ステータスの表示を参照してください。
設定したソートやフィルタのオプションは、プロセス・コントロール・ページの各列のツールチップに表示されます。
例12-5 期間ビュー
期間は、1つの期間またはすべての期間を表示できます。すべての期間を選択した場合、一度に表示できるのは1つの提出フェーズのステータスのみで、プロセス確認レベルまたは算出ステータスのいずれを表示するかを選択する必要があります。選択した情報は、シナリオ内のすべての期間の列に表示されます。
例12-6 提出フェーズ
アプリケーションに提出フェーズが含まれる場合は、ステータスを表示する提出フェーズを選択できます。また、列を含める確認およびステータスの情報も選択できます。
例12-7 ページ・サイズ
エンティティ・リストの選択によっては、プロセス・コントロールに複数のエンティティを表示できます。多くのエンティティを表示することにより発生するパフォーマンス上の問題を最小限に抑えるため、ページに表示するエンティティの数を選択できます。