オプション:FDMサーバーに対するルートCA証明書のインストール

Oracle Hyperion Financial Data Quality Managementサーバーが、他のEPM Systemコンポーネントによって使用されるJVMを共有しない場合、ルートCA証明書をインストールします。

FDMサーバーが使用するJVMの場所(例: add key="JvmPath"value="EPM_ORACLE_HOME\common\JRE\Sun\1.6.0\bin\client\jvm.dll)は、FDM構成フォルダにあるHyperion.Fdm.Api.Common.dll.configに記録されます。

ルートCA証明書をインストールするには:

  1. ルートCA証明書をWebLogic Serverがインストールされているマシンのローカル・ディレクトリにコピーします。

  2. コンソールから、ディレクトリをMIDDLEWARE_HOME/jdk160_35/jre/binに変更します。

  3. 次のようなkeytoolコマンドを実行して、ルートCA証明書をSun JVMキーストアにインストールします:

    keytool -import -alias ALIAS -file CA_CERT_FILE -keystore KEYSTORE -storepass KEYSTORE_PASSWORD -trustcacerts

    たとえば、次のコマンドを使用して、現在のディレクトリに格納されている証明書CAcert.crtを、C:\Oracle\Middleware\EPMSystem11R1\common\JRE\Sun\1.6.0\lib\security\cacertsにあるSun JVMキーストアに追加できます。

    keytool -import -file CAcert.crt -trustcacerts -keystore C:\Oracle\Middleware\EPMSystem11R1\common\JRE\Sun\1.6.0\lib\security\cacerts

    注意:

    前述のコマンドと例では、keytoolを使用した証明書のインポートに構文の一部が使用されます。インポート構文の完全なリストは、keytoolのドキュメントを参照してください。