単純Planningアプリケーションは、1つのプラン・タイプがある基本アプリケーションと、迅速に起動および実行する必要のあるコア・コンポーネントを作成します。後でより複雑なビジネス・ロジックが必要になった場合は、単純アプリケーションを拡張アプリケーションに変換できます。
単純アプリケーション:
1つのプラン・タイプで構成されます。
合計で20ディメンションまで追加できます。
MDXメンバー式のみ許可します
ビジネス・ルール、マップ・レポート、データのコピー、バージョンのコピー、為替レートまたは通貨換算はサポートしません。
拡張アプリケーションに変換できます。
注意: | 単純アプリケーションを拡張アプリケーションに変換するには、単純アプリケーションから拡張アプリケーションへの変換を参照してください。 |
単純Planningアプリケーションのデフォルトのディメンションと特性:
勘定科目: ルート・メンバーのみ提供されます。
エンティティ: ルート・メンバーのみ提供されます。
期間: セットアップ中に提供された回答に基づいてメンバーが作成されます。ユーザーは代替階層を後で追加できます。期首残高および「年合計」期間が提供されます。
年: 年、履歴および将来の年の数が、アプリケーションの作成時に選択した値に基づいて分割されます。親であるすべての年が提供されます。後で年を追加できます。年のデフォルト数は10です。
シナリオ: 「プラン」、「実績」、「予測」、「差異」および「差異コメント」の5つのシナリオが用意されています。
バージョン: 「ベース」、「仮定(What-if)」および「最終」の3つのバージョンが用意されています。ベース(子メンバー)+仮定(What-if)(子メンバー)=最終(親メンバー)などの階層バージョンが許可されます。
注意: | 汎用メンバーはディメンションに追加されません。 |
注意: | 名前は、『Oracle Hyperion Planning管理者ガイド』の付録A「命名規則」に示されたアプリケーションの命名規則に従ってください。 |
Planningには、プランニング・プロセスの初期フレームワークを作成するために選択できる設定オプションが用意されています。選択するオプションの決定については、『Oracle Hyperion Planning管理者ガイド』の第12章「Planningアプリケーション管理の操作」を参照してください。
注意: | プラン・タイプ名はデフォルトでアプリケーション名に設定されます。プラン・タイプ名は、アプリケーション作成時のみ変更できます。プラン・タイプを追加した後で名前変更や削除はできません。 |
アプリケーションを作成したら、次の手順を実行して移入します:
Planningのインポート機能を使用して、メタデータをインポートします。メタデータのインポートを参照してください。
ソース・システムからデータをインポートして、Planningデータを移入します。データのインポートとエクスポートを参照してください。