プランニング・ユニットを使用したプランの構築

プランはプランニング・ユニットを通じて追跡および管理されます。プランニング・ユニットは、プラン・データの準備、注釈付け、確認および承認の基本ユニットです。承認を使用して、特定のシナリオ、バージョンおよびエンティティ(またはエンティティの一部)のプラン・データを送信します。たとえば、プランニング・ユニットはこの例の網掛け部分のようにバージョン(ワースト・ケース)、シナリオ(実績)およびエンティティ(New York)から構成されます:

プランニング・ユニットのデータ交差の図

承認プロセスの準備を行うには、管理者は次のことを行います:

  • プランニング・ユニットを設定します。通常は企業の組織、地理的地域または製品ラインに基づきます。

  • プラン・データが組織を進む際にプラン・データを確認および承認するユーザーを指定します。

  • 各プランニング・ユニットを正式に開始してプランニング・サイクルを開始します。状態「レビュー中」に変わります。「レビュー中」状態で、データを入力し(プランニング・ユニットを所有している場合)、データの準備ができたと判断したときにプランニング・ユニットを移動または送信できます。その後は、再度所有者になるまでデータを変更できません。

開始されたプランニング・ユニットは承認プロセスの一部であり、管理および追跡されます。すべての確認者がプランニング・ユニットを承認すると、プランニング・サイクルは完了です。プランニング・ユニットの状態の詳細は、『Oracle Hyperion Planningユーザーズ・ガイド』「プランニング・ユニットの管理」の章を参照してください。

プランニング・ユニットを操作するには、ホーム・ページで「承認」をクリックまたはタップします。