実行時プロンプトについて

ビジネス・ルールの中には情報の入力または選択を促すものがあります。これは「実行時プロンプト」と呼ばれます。

実行時プロンプトについて:

  • 要求される情報のタイプは様々です。例:

    • 1つ以上のメンバーまたはメンバーの範囲。メンバーの範囲の場合、デザイナが設定した各ディメンションから選択します(例: IDescendants("マーケティング"),FY11)。

    • 数値

    • テキスト

    • リスト内のアイテム

    • ディメンションまたはディメンション間。デザイナが設定した各ディメンションから1つのメンバーのみを含むメンバーの組合せ(たとえば、「売上げ->実績->1月」は売上げ、実績および1月のメンバー交差を参照します)。

  • 管理者によって親メンバーが動的な子を追加できるようになっている場合、実行時プロンプトで名前を入力して新規のメンバーを作成できます。『Oracle Hyperion Planning管理者ガイド』「動的メンバーについて」を参照してください。

  • ビジネス・ルールに実行時プロンプトがあり、管理者がフォームでメンバーを使用を選択してある場合、実行時プロンプト・ウィンドウのデフォルト・メンバーと、ページまたは開いているフォームのPOV軸の現在のメンバーが一致します。

  • 「メンバー選択」ページのメンバーおよび代替変数は、アクセス権限および実行時プロンプトの制限によってフィルタされます(Q1の子孫のみなど)。実行時プロンプトで共有メンバーを選択することはできません。

  • データを保存する際に実行時プロンプトがある複数のビジネス・ルールを起動する場合、それぞれに値を入力し、「起動」をクリックまたはタップします。

詳細は、『Oracle Hyperion Planningユーザーズ・ガイド』実行時プロンプトへの入力に関する項を参照してください。