このダイアグラムは、既存のCDHクラスタの上部にデプロイされたBig Data Discoveryノードのクラスタを示しています。
このダイアグラムは、多くの使用可能な構成の中で、本番用に提案するデプロイメント・トポロジを示しています。ステージングと学習、デモおよび本番レベルのデプロイメント・トポロジの詳細は、インストレーションおよびデプロイメント・ガイドを参照してください。
このダイアグラムでは、上から順に、Big Data Discoveryクラスタ・デプロイメントの次のコンポーネントが含まれています。
- オプションの外部ロード・バランサは、Big Data Discoveryクラスタへのエントリの単一ポイントとして機能します。すべてのブラウザ・リクエストは、このロード・バランサを経由してStudioノードにルーティングされます。
- Big Data Discoveryクラスタは、3つのノードのカテゴリから構成されます。
- StudioおよびDgraph Gatewayを使用してWebLogic Serverをホストするノード。
- CDHのみのノード。このノードは、WebLogic ServerインスタンスやDgraphインスタンスをホストしません。Big Data Discoveryデプロイメント内で、データ処理ジョブを実行します。
- Dgraphノード。このノードは、Dgraphインスタンスをホストする専用のものです。
- CDHノード。Big Data Discoveryは、既存のCDH (Hadoop)クラスタの上部にデプロイされます。このダイアグラムは、BDDがデプロイされるCDHノードのみを示しています。このCDHノードは、BDDがデプロイされる既存のCDHクラスタ全体のサブセットを表します。このノードは、CDHとBDDの両方をインストールでき、HDFSへの共有アクセス権があります。ZooKeeperインスタンスを最適にホストするには、3つのCDHノードが必要です。ZooKeeperは、Big Data Discoveryクラスタのすべての参加メンバーのクラスタ状態を維持します。
- WebLogic Serverノード。このノードは、2つのJavaアプリケーション(StudioおよびDgraph Gateway)をホストしているWebLogic Serverがデプロイされるマシンを表します。WebLogic ServerノードとDgraphノードは相互に独立して停止および起動できますが、実際には、リクエストを処理するには両方が実行中である必要があります。
- Dgraphノード。このノードは、大規模なBDDクラスタ・デプロイメントの一部であるDgraphクラスタを形成します。1つのノードはリーダーDgraphノードとして機能し、残りのノードはフォロワDgraphノードです。Dgraphクラスタにあるすべてのノードには、すべてのデータ・セットの索引が格納されている共有ファイル・システム(NFS)への書込みアクセス権があります。ファイル・システムにある索引への書込みを行うのは、リーダーDgraphノードのみです。Dgraphフォロワ・ノードは索引から読取りのみできます。索引には、BDD内の各データ・セットに対する内部索引が含まれています。
- Big Data Discovery用のEnterprise Managerは、このダイアグラムに表示されません。これは、Big Data Discoveryデプロイメントで、オプションで使用できます。使用する場合、Enterprise Managerは別のWebLogic Serverにインストールされます。詳細は、「Big Data Discovery用のEnterprise Managerの使用」を参照してください。