dgraph-adminコマンドについて

bdd-adminスクリプトをdgraph-adminコマンドとともに実行して、多数のDgraph管理操作を実行できます。

このコマンドの構文は次のとおりです。
./bdd-admin.sh dgraph-admin <operation [args]> <hostname>

dgraph-adminコマンドでサポートされている操作、引数およびホスト名について、次で説明します。

操作

操作引数は、スクリプトが実行するアクションを指定します。これは必須の引数です。

この表は、dgraph-adminコマンドでサポートされている操作引数を示しています。
操作 説明
flush Dgraphキャッシュをフラッシュします。
merge 指定されたマージ係数を使用して、索引の更新世代をマージします。
stickymerge マージ・ポリシーを変更し、索引マージを強制します。
stats Dgraph統計を返します。このコマンドは、Oracleサポートによる使用のみを目的としています。
statsreset Dgraph統計をリセットします。
logroll 問合せログ・ロールを強制します。これにより、MDEX問合せログが再初期化され、古いログ・ファイルがアーカイブされます。
log-enable 1つ以上の拡張ロギング機能を有効にします。
log-disable 1つ以上の拡張ロギング機能を無効にします。
log-status 拡張ロギング機能の現在の設定を返します。
--help dgraph-adminコマンドとその操作の使用状況情報を返します。

引数

一部の操作では、有効にするロギング機能のリストなど、追加の引数を指定できます。各操作でサポートされる引数について、次の項で説明します。

ホスト名

ホスト名引数は、スクリプトが実行されるノードを指定します。これは必須の引数です。

この表は、dgraph-adminコマンドでサポートされているホスト名引数を示しています。
ホスト名 説明
--all クラスタ内のすべてのDgraphノード上でスクリプトを実行します。
<hostname> 指定したノード上でスクリプトを実行します。ホスト名は、bdd.confファイルのDGRAPH_SERVERSプロパティにリストされているものと一致する必要があります。

dgraph-adminコマンドのヘルプ

dgraph-adminコマンドを--helpフラグとともに実行して、コマンドとその操作の使用状況情報を取得できます。
./bdd-admin.sh dgraph-admin --help
特定の操作の情報を取得するには、--helpフラグの前に操作の名前を指定します。
./bdd-admin.sh dgraph-admin <operation> --help