デフォルトのHTTPアクセス・ログの形式をカスタマイズできます。
デフォルトでは、WebLogic ServerはすべてのHTTPトランザクションのログをテキスト・ファイルに保存します。ファイルの名前はaccess.logで、$DOMAIN_HOME/servers/<ServerName>/logsディレクトリにあります。
このログによって、Dgraph Gatewayの各リクエストにかかった時間を示すWebLogicからの正確な時間情報が提供されます。この時間情報は、遅いシステムに関するトラブルシューティングを行う際に重要になります。
この設定は、サーバーごとに行う必要があります。つまり、クラスタ環境では、管理サーバーおよび管理対象サーバーごとにこれを行う必要があります。これは、(クラスタ環境のインストール時に行われる)クローン操作によって、アクセス・ログ構成が継承されないためです。
HTTPアクセス・ログをカスタマイズするには、次の手順を実行します。
#Version: 1.0 #Fields: date time time-taken cs-method cs-uri sc-status #Software: WebLogic #Start-Date: 2013-10-22 15:23:40 2013-10-22 15:27:07 0.967 POST /endeca-server/ws/cluster 200 2013-10-22 16:23:35 0.219 GET /endeca-server/ws/conversation/sh?wsdl 200 2013-10-22 16:23:35 0.0 GET /favicon.ico 404 2013-10-22 16:24:14 0.031 GET /endeca-server/ws/conversation/sh?wsdl 200 2013-10-22 16:24:14 0.031 GET /endeca-server/ws/conversation/sh?XSD=lql_parser_types.xsd 200
ステータス・コードが404の問合せを除いて、すべての問合せが成功している(ステータス・コードが200)ことに注意してください。