COALESCE

COALESCE式を使用すると、ユーザー指定でのNULLの取扱いができるようになります。これは、ダーティ・データの欠落値を埋めるのによく使用されます。

関数に似た構文を持ちますが、引数の数は無制限にできます。たとえば、次のとおりです。
COALESCE(a, b, c, x, y, z)
COALESCE式を使用すると、レコードを(指定された順に)複数の値と比較して評価し、最初に見つかったNULL以外の値を返すことができます。次の要件が適用されます。
次に示す例では、指定された価格を持たないレコードはすべて、計算時に0として扱われます。
AVG(COALESCE(Price, 0))  
次の例のように、COALESCEには、集計以外の用途もあります。
SELECT COALESCE(Price, 0) AS price_or_zero WHERE ...