EQLには、time、dateTimeおよびdurationのデータ型の作業を行うための関数があります。
EQLでは、これらのデータ型間での通常の算術演算がサポートされます。
どの集計関数もこれらの型に適用できますが、SUMを除きます。この関数は、time型やdateTime型には適用できません。
関数 | 戻り値のデータ型 | 目的 |
---|---|---|
CURRENT_TIMESTAMP
SYSTIMESTAMP |
dateTime
dateTime |
現在の日時(問合せ評価中の任意の時点)を表す定数。前者はGMTで、後者はサーバーのタイムゾーンで表します。 |
CURRENT_DATE
SYSDATE |
dateTime
dateTime |
現在の日付(問合せ評価中の任意の時点)を表す定数。前者はGMTで、後者はサーバーのタイムゾーンで表します。 |
TO_TIME
TO_DATETIME TO_DURATION |
time
dateTime duration |
時刻、日付、または期間を表すタイムスタンプを、式を使用して組み立てます。 |
EXTRACT | integer | dateTime値の一部分(曜日や月など)を抽出します。 |
TRUNC | dateTime | dateTime値を、より粗い単位に丸めます。 |
TO_TZ
FROM_TZ |
dateTime
dateTime |
指定されたタイムスタンプを別のタイムゾーンで表したものを返します。 |
CURRENT_DATE、CURRENT_TIMESTAMP、SYSDATEまたはSYSTIMESTAMPの各関数はキャッシュされないため、これらの関数を使用するとパフォーマンスに影響を与えます。表に示した他の関数はキャッシュされます。
演算 | 戻り値のデータ型 |
---|---|
time (+|-) duration | time |
dateTime (+|-) duration | dateTime |
time - time | duration |
dateTime - dateTime | duration |
duration (+|-) duration | duration |
duration (*|/) double | duration |
duration /duration | double |