Oracle NoSQL Database - 5分でクイック・スタート


Oracle NoSQL Databaseのインストール

KVLiteの起動

KVLiteは、単一プロセス版のOracle NoSQL Databaseです。KVLiteはパフォーマンスに優れているわけではありませんが、単純なキーバリュー・ストアに簡単にアクセスしてAPIをテストできます。

Oracle NoSQL Databaseの詳細

ドキュメントの開始ページ(ローカルのkv-3.0.5/doc/index.htmlまたはOTN)を開きます。そこから、Key/Value APIスタート・ガイド(HTMLまたはPDF)またはTable APIスタート・ガイド(HTMLまたはPDF)およびJavadocを参照してNoSQL Database APIについて確認します。『Oracle NoSQL Database管理者ガイド』(HTMLまたはPDF)は、大規模なインストールの計画方法とデプロイ方法の理解に役立ちます。

Oracle NoSQL Databaseは、Community Edition (CE)とEnterprise Edition (EE)の2種類のライセンスで利用できます。CEは、AGPLライセンスで使用できます。AGPLライセンスの条件を満たせない場合には、Oracle NoSQL Database Enterprise Editionの購入を検討してください。EEには、追加の保証および免責条項があります。Oracle NOSQL Database Enterprise Editionの最大の利点は、Oracleスタックと統合されることです。

KVLiteは、NoSQL Database APIについて理解するためにのみ使用することに注意してください。システムの本格的な評価は、複数プロセスおよび複数ノードの構成で行う必要があります。ここでは、1つのシャードが3つのホストにレプリケートされた簡単なマルチノード・システムをインストールする基本的な手順を説明します。ホスト名およびポート番号は、あくまでも一例です。適切な値に置き換えてください。

CLIの詳細は、NoSQL Database CLIリファレンスに関する項を参照してください。CLIでは、管理コマンドに加えて、ストア内のデータの追加、削除および変更もコマンドラインから行えます。このツールは、ストア・アプリケーション開発の支援を目的としていますが、ストアの評価においても有用です。

パフォーマンスを評価するには、ターゲット・ホスト・マシンに必ず十分なメモリーを構成します。これを行うには、ストレージ・ノードの初期インストールまたはデプロイ時に使用可能なメモリーをストレージ・ノードごとに指定するか、デプロイ後にストレージ・ノードの構成パラメータを設定します。ストアのサイズ設定についての説明は、初期容量の計画に関する項を参照してください。特にこの章のメモリーおよびネットワーク構成に関する項では、ストレージ・ノードに使用可能なメモリーのサイズ設定方法が記載されています。

Oracle NoSQL Database OTNフォーラムで質問したり、コメントすることができます。