アプリケーション・レベル・アイテムは表示されませんが、アプリケーションのグローバル変数として使用されます。アプリケーション・アイテムは、グローバル変数として使用できます。
アプリケーション・レベル・アイテムを作成するには、次のステップを実行します。
共有コンポーネント・ページにナビゲートします。
ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
アプリケーションを選択します。
アプリケーションのホームページで、「共有コンポーネント」をクリックします。
共有コンポーネント・ページが表示されます。
「アプリケーション・ロジック」で、「アプリケーション・アイテム」を選択します。
アプリケーション・アイテム・ページが表示されます。
アプリケーション・アイテムを作成するには、「作成」をクリックします。
作成/編集ページが表示されます。
「名前」で、次のステップを実行します。
名前: アプリケーション・レベル・アイテムの名前を入力します。
有効範囲: 次のオプションがあります。
グローバル: アプリケーションが同じワークスペース内の他のアプリケーションとセッション・ステートを共有する場合は、このオプションを選択します。詳細は、「グローバル変数として機能するアプリケーション・レベル・アイテムの作成について」を参照してください。
アプリケーション: アプリケーションが別のアプリケーションとセッション・ステートを共有する場合は、このオプションを選択します。
「セキュリティ」の「データ型」で、このアイテムのデータ型を選択します。
「セキュリティ」の「セッション・ステート保護」で、このアイテムのセッション・ステート保護を選択します。オプションは次のとおりです。
制限なし: URLまたはフォームでアイテム名/値を渡して、アイテムのセッション・ステートを設定できます。URLにチェックサムは必要ありません。
注意: Ajaxを使用してこのアイテムの値をセッション・ステートに設定する必要がある場合は、アイテムに対して「制限なし」保護レベルを使用する必要があります(たとえば「動的アクション」の場合は、「値の設定」、「送信するページ・アイテム」または「カスケードLOV」、「送信するページ・アイテム」)。
制限付き - ブラウザから設定できない: URLまたはPOSTDATAを使用してアイテムを変更できません。アイテムの値を内部プロセス、計算などに設定できる方法を制限する場合は、このオプションを使用します。この属性は、データ・エントリ・アイテムとして使用できないアイテムのみに適用され、セッション・ステート保護が無効になっていても常に監視されます。次の表示形式タイプのアプリケーション・アイテムについては、この属性を使用します。
表示のみ(状態の保存=なし)
表示のみ(状態の保存=なし)
グリッド・レイアウドの停止と開始(ラベルのみ表示)
チェックサムが必要 - アプリケーション・レベル: スキーマ固有のチェックサムを入力する場合は、URLでアイテムの名前/値を渡して、アイテムのセッション・ステートを設定できます。ユーザー・レベル・チェックサムまたはセッション・レベル・チェックサムも使用できます(次の項目を参照)。現行のワークスペースの別のセッションで同じアプリケーションを実行しているユーザーが生成したチェックサムを含むURLによってのみ、このアイテムを設定できるようにする場合に、このオプションを使用します。
チェックサムが必要: ユーザー・レベル: ワークスペース、アプリケーションおよびユーザー固有のチェックサムを入力する場合は、URLでアイテムの名前/値を渡して、アイテムのセッション・ステートを設定できます。セッション・レベル・チェックサムも使用できます(次の項目を参照)。現行のワークスペースの別のセッションで同じアプリケーションを実行しているユーザーが生成したチェックサムを含むURLによってのみ、このアイテムを設定できるようにする場合に、このオプションを使用します。
チェックサムが必要: セッション・レベル: カレント・セッション固有のチェックサムを入力する場合は、URLでアイテムの名前/値を渡して、アイテムのセッション・ステートを設定できます。カレント・セッションで生成されたチェックサムを含むURLによってのみ、このアイテムを設定できるようにする場合に、このオプションを使用します。
「構成」の「ビルド・オプション」で、このコンポーネントのビルド・オプションを選択します。ビルド・オプションは、アプリケーション内のコンポーネントが有効かどうかを判別する事前定義された設定です。
「コメント」に、このアイテムに関するメモを入力します。
「アプリケーション・アイテムの作成」をクリックします。
アプリケーション・アイテム・ページの上部にある「使用状況」タブをクリックして、アプリケーション・アイテムが使用されている場所のリストを表示できます。
使用状況レポートを表示するには、次のステップを実行します。
共有コンポーネント・ページにナビゲートします。
ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
アプリケーションを選択します。
アプリケーションのホームページで、「共有コンポーネント」をクリックします。
共有コンポーネント・ページが表示されます。
「アプリケーション・ロジック」で、「アプリケーション・アイテム」を選択します。
アプリケーション・アイテム・ページが表示されます。
ページ上部で「使用状況」をクリックします。
作成したアプリケーション・レベル・アイテムは、アプリケーション・アイテムの作成/編集ページで編集できます。
アプリケーション・レベル・アイテム属性を編集するには、次のステップを実行します。
共有コンポーネント・ページにナビゲートします。
ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
アプリケーションを選択します。
アプリケーションのホームページで、「共有コンポーネント」をクリックします。
共有コンポーネント・ページが表示されます。
「アプリケーション・ロジック」で、「アプリケーション・アイテム」を選択します。
アプリケーション・アイテム・ページが表示されます。
アプリケーション・アイテムを選択します。
作成/編集ページが表示されます。
属性を編集します。
属性の詳細は、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。「フィールドレベル・ヘルプの表示」を参照してください。
「変更の適用」をクリックします。
大規模なアプリケーションは、通常、同じワークスペースに存在するいくつかの物理アプリケーションに分けられます。これらのアプリケーションは、通常、各アプリケーションで同じCookie名を構成することでセッション・ステートを共有します。
このタイプのアーキテクチャのもう1つの要件は、2、3のグローバル変数を共有する必要があることです。グローバル変数の数を少なく維持する必要がありますが、グローバル変数はアプリケーション間の通信を促進する効果的な手段として機能します。次に例を示します。
カレント・ユーザーのプロパティ(電子メール・アドレス、従業員番号など)。
マルチテナント・アプリケーションの現在の会社。
すべてのアプリケーション間で同じ名前を持つアプリケーション・レベル・アイテムを作成し、有効範囲をグローバルに設定することによって、グローバル変数を作成できます。
グローバル変数として機能するアプリケーション・レベル・アイテムを作成するには、次のステップを実行します。
セッション・ステートを共有する各アプリケーションで、同じ名前のアプリケーション・レベル・アイテムを作成します。
「有効範囲」で、「グローバル」を選択します。
「セキュリティ」の「セッション・ステート保護」で、制限付きを選択します。