実行中のWebシートの内部または外部から、「Webシート・プロパティ」ページにアクセスできます。「Webシート・プロパティ」ページを使用して、アプリケーションの一般的なデフォルト設定および動作を制御できます。ホームページは、そのWebシートを実行するときに、ユーザーが最初にアクセスするホームページです。アプリケーションの名前は、ブレッドクラム内に表示されます。
「Webシート・プロパティ」ページにアクセスするには、次の手順を実行します。
Webシートにログインし、Webシートを実行します。「Webシートの実行」を参照してください。
「管理」メニューから、「Webシート・プロパティ」を選択します。
「Webシート・プロパティ」が表示されます。
セクションを表示するには、セクション・タイトルの左側にある大なり記号(>
)をクリックします。
適切なプロパティを編集し、「変更の適用」をクリックします。
この項では、「Webシート・プロパティ」ページ上の属性について説明します。
「Webシート」セクションを使用して、一般的なWebシート・アプリケーション・プロパティを制御します。表6-1に、アプリケーション属性を示します。
表6-1 「Webシート」属性
属性 | 説明 |
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アプリケーションの名前を指定します。アプリケーションの実行中は、この名前がブレッドクラム内に表示されます。 |
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アプリケーションのステータスを指定します。 |
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このWebシートのホームページを選択します。これは、Webシートを実行するときに、ユーザーに対して最初に表示されるページです。 |
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アプリケーションで使用する日付書式を決定します。 この日付書式を使用して、 |
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アプリケーションのデフォルト言語を指定します。ユーザーは、アプリケーション内から言語プリファレンスを変更できます。この言語リストは、インストールされたApplication Expressの翻訳済バージョンによって決まります。 |
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日付、言語、数字などの属性を制御する、アプリケーションのデフォルト地域を指定します。ユーザーは、アプリケーション内から地域プリファレンスを変更できます。 |
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ログイン・ページでの「パスワードの再設定」リンクの表示を制御します。ユーザーは、このリンクを使用してパスワードをリセットできます。このオプションは、アプリケーションで「Application Expressアカウント」認証が使用されている場合にのみ機能します。 |
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Webシートで送信元アドレスとして使用する電子メール・アドレスを決定します。この送信元電子メール・アドレスは、Webシートのデータ・グリッドまたはレポート電子メール・ダウンロードから電子メールを送信する際に使用されます。 |
「詳細」セクションを使用して、アプリケーションの説明およびログイン・メッセージを編集します。表6-2に、「詳細」属性を示します。
「ロゴ」セクションを使用して、このWebシート・アプリケーションのロゴを作成します。このロゴは、Webシートの上部に表示されます。表6-3に、「ロゴ」属性を示します。
「認証」セクションを使用して、このWebシートの認証スキームを選択します。表6-4に、「認証」属性を示します。
表6-4 認証
属性 | 説明 |
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アプリケーションのユーザーを認証する方法を選択します。認証スキームを変更するには、「認証の編集」をクリックします。次のリストが表示されます。
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このアプリケーションのLogout URL属性になるURLを指定します。この属性は、ログアウト・リンクで次のように参照されます。
このアプリケーションで組込みセッション検証を使用する場合、 |
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URLのApplication ExpressセッションおよびセッションIDの識別に必要なセッションcookieの名前です。セッションcookie名に値が指定されていない場合、Application Expressによって、デフォルト値が指定されます。 |
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セッションcookieのパス属性。 |
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セッションcookieのドメイン属性。 |
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オプションは次のとおりです。
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「認可」セクションを使用して、Webシート・アプリケーションにログインできるユーザーを制御します。表6-5に、アプリケーション属性を示します。
表6-5 認可
属性 | 説明 |
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認証が「Application Expressアカウント」の場合、Application Expressワークスペース内のロールで認可を判断するか、アクセス制御リストで認可を判断するかを選択します。「Application Expressアカウント」以外のすべての認証タイプでは、認可は常にアクセス制御リストで判断されます。 |
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オプションは次のとおりです。
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ロールおよびそれらの権限の詳細は、「アクセス制御ロール」をクリックしてください。「アクセス制御リストの編集」をクリックして、アクセス制御リスト・ページにリンクします。詳細は、「Webシート・アクセスの制御」を参照してください。
「SQL」セクションを使用して、ユーザーがカレントWebシートでSQLを使用できるかどうかを決定します。デフォルトでは、この機能は無効化されています。デフォルトの設定を変更するには、「はい」を選択します。
有効な場合、ユーザーはアプリケーション内でSQLタグとSQLレポートを使用できます。「オブジェクトの追加」をクリックして、推奨オブジェクトページにリンクします。ユーザーは、カスタム・レポートを記述することも、カレント・ワークスペースに関連付けられたスキーマ内のデータベース・オブジェクトにSQLタグを使用することもできます。推奨オブジェクトとしてデータベース表またはビューを指定すると、ヘルプ・ページで表およびビューの列を公開することによりSQLを簡単に作成できるようになります。
ヒント: インスタンスの管理者は、インスタンス全体に対してSQLを使用する機能を制御できます。詳細は、『Oracle Application Express管理ガイド』のWebシートでのSQLアクセスの有効化と無効化に関する説明を参照してください。 |