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Oracle® Application Express APIリファレンス
リリース5.0
E67397-01
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このリリースでの変更点

この章の内容は次のとおりです。

Oracle Application Expressリリース5.0での変更点

Oracle Application Expressリリース5.0用のOracle Application Express APIリファレンスにおける変更点は、次のとおりです。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • APEX_AUTHORIZATION (新規)

    これは、アプリケーションへのアクセス権の制御および問合せに使用されるパブリック・ユーティリティ・ファンクションが格納されている新しいパッケージです。

  • APEX_ERROR (更新)

    新しいerror_statement属性がT_ERRORレコード・タイプに追加されました。

  • APEX_ESCAPE (更新)

    このファンクションは、正規表現のコンテキストを変更する可能性がある文字をエスケープします。ユーザー入力を保護するために使用してください。

  • APEX_JSON (新規)

    これは、JSONを解析および生成するユーティリティが格納されている新しいパッケージです。

  • APEX_INSTANCE_ADMIN (更新)

    • 使用可能なパラメータが更新され、新しいHTTP_RESPONSE_HEADERSおよびHTTP_STS_MAX_AGEが追加されました。

    • FREE_WORKSPACE_APP_IDSプロシージャ(新規) - このプロシージャは、指定されたワークスペースIDについてアプリケーションIDの予約を削除します。

    • RESERVE_WORKSPACE_APP_IDSプロシージャ(新規) - このプロシージャは、指定されたワークスペースのWebシート・アプリケーションおよびデータベース・アプリケーションのIDを永久予約します。

    • 使用可能なパラメータが更新され、新しいPASSWORD_HASH_FUNCTIONおよびCHECKSUM_HASH_FUNCTIONが追加されました。

    • 新しいインスタンス・プリファレンスAPEX_REST_PATH_PREFIXが、Application Expressで公開される組込みRESTfulサービスへのアクセスに使用されるURIパス接頭辞を制御するために追加されました。

    • 次の新しいインスタンス管理者APIがスキーマ制限のために追加されました: CREATE_SCHEMA_EXCEPTIONREMOVE_SCHEMA_EXCEPTIONREMOVE_SCHEMA_EXCPEPTIONSREMOVE_WORKSPACE_EXCEPTIONSRESTRICT_SCHEMAUNRESTRICT_SCHEMA

  • APEX_IR (更新)

    新しいCHANGE_REPORT_OWNERプロシージャが、レポートIDを使用して保存された対話モード・レポートの所有者を変更するために追加されました。

  • APEX_PLUGIN (更新)

    新しいt_authorizationおよびt_authorization_exec_resultが追加されました。

  • APEX_SPATIAL (新規)

    これは、Oracle Application Express内でOracle LocatorおよびOracle Spatialオプションを使用できるようにする新しいパッケージです。

  • APEX_ZIP (新規)

    これは、ファイルの圧縮および解凍を管理する新しいパッケージです。

  • APEX_UTIL (更新)

    • SET_GROUP_GROUP_GRANTSプロシージャ(新規)

      このプロシージャは、指定されたグループのグループ権限付与を変更します。

    • SET_GROUP_USER_GRANTSプロシージャ(新規)

      このプロシージャは、指定されたユーザーのグループ権限付与を変更します。

    • RESET_AUTHORIZATIONSプロシージャ(非推奨)

      このプロシージャは、キャッシュを元に戻して、次にページ表示または受入れ処理中に認可スキームが適用された際に各認可スキームの再検証を要求する場合に使用します。

      この非推奨のプロシージャではなく、RESET_CACHEプロシージャを使用してください。

    • PUBLIC_CHECK_AUTHORIZATIONSファンクション(非推奨)

      セキュリティ・スキーム名を指定すると、このファンクションによってカレント・ユーザーがセキュリティ・チェックを通過するかどうかが判断されます。

      この非推奨のファンクションではなく、IS_AUTHORIZEDファンクションを使用してください。

    • RESET_PASSWORDプロシージャ(新規)

      このプロシージャは、現在のワークスペースについて特定のユーザー名のパスワードを変更する場合に使用します。

  • APEX_PLUGIN_UTIL (更新)

    • GET_ATTRIBUTE_AS_NUMBERファンクション(新規)

      このファンクションは、現行データベース・セッションで有効なNLS小数点セパレータを考慮して、プラグイン属性の値を数値として戻します。このファンクションは、組込みto_numberファンクションのかわりに、プラグインPL/SQLソースでNUMBER型のカスタム属性に使用します。

  • JavaScript API (更新)

    • apex.debugネームスペース(New)

      このネームスペースは、Oracle Application Expressのすべてのデバッグ・ファンクションの格納に使用します。

    • apex.langネームスペース(New)

      このネームスペースは、Oracle Application Expressのローカライズ関連のファンクションに使用します。

    • apex.serverネームスペース(更新)

      apex.server.urlファンクションが、現在のページに対してGETリクエストを発行するためのURLを戻すために追加されました。

    • apex.navigationネームスペース(新規)

      apex.navigationネームスペースには、Oracle Application Expressのポップアップおよびリダイレクト関連のファンクションの他、アプリケーションのダイアログ・ページを処理するためのユーティリティ・ファンクションも格納されます。

非推奨となったかサポートが終了した機能

『Oracle Application Expressリリース・ノート』の非推奨となった機能およびサポートが終了した機能に関する項を参照してください。