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Oracle® Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementパッチ適用ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3.0)
E61961-01
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3 Oracle Identity and Access Managementへの手動によるパッチ適用

この章では、Deployment Toolを使用して作成されていないOracle Identity and Access Management環境に対して、OPatchユーティリティを使用してパッチを適用する方法について説明します。

Deployment Toolを使用して作成された環境の場合、必要に応じて、OPatchを使用してOracle Identity and Access Management Lifecycle Tools自身にパッチを適用します。

この章の内容は次のとおりです。

3.1 OPatchを使用したOracle Identity and Access Managementへの手動によるパッチ適用について

OPatchは、Oracle Universal Installerのインストールを必要とするJavaベースのユーティリティです。これは、プラットフォームに依存せず、サポートされるすべてのオペレーティング・システムで実行できます。

Oracle Identity and Access Managementへの手動によるパッチ適用の最初の手順として、製品と互換性のあるOPatchツールの最新バージョンを入手します。

3.1.1 サポートされる製品

Oracle Universal Installerを使用してインストールされたOracle Identity and Access Managementスタックのすべての製品は、OPatchユーティリティを使用して手動でパッチを適用できます。


注意:


3.2 Oracle Identity and Access Managementへの手動によるパッチ適用の手順

次の表に、Oracle Identity and Access Managementに手動でパッチを適用するために完了する必要がある手順を示します。


注意:

Oracle Identity and Access Management (11.1.2.3)に手動でパッチを適用するには、Oracle Fusion Middleware 11gリリース1 (11.1.1.7)のドキュメント・ライブラリにある『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』を参照してください。

表3-1 OPatchを使用したOracle Identity and Access Managementへのパッチ適用のタスク

タスク 説明 詳細の参照先

手順1: OPatchの入手

My Oracle SupportからOPatchの最新バージョンを入手します。

「OPatchの入手」(『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』)

手順2: 必要なパッチの入手

My Oracle SupportでパッチIDを指定して、必要なパッチを入手します。

「OPatchで適用できるパッチの入手」(『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』)

手順3: システム要件、動作保証および相互運用性に関する情報の確認

システム環境および構成が、ソフトウェアにパッチを適用するための最低要件を満たしていることを確認します。

「OPatchのシステム要件」(『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』)

手順4: Middlewareホーム、ドメイン・ホームおよびOracleインスタンスのバックアップ

Middlewareホーム・ディレクトリ(Middlewareホーム内のOracleホーム・ディレクトリを含む)、ローカル・ドメイン・ホーム・ディレクトリ、ローカルOracleインスタンス、およびそのMiddlewareホームを使用するリモート・システム上のドメイン・ホームとOracleインスタンスをバックアップします。

「パッチ適用に関するバックアップとリカバリの考慮事項」(『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』)

手順5: 手動でパッチを適用する必要があるOracle Identity and Access Management環境に関しての理解

OPatchユーティリティを実行してOracle Identity and Access Managementに手動でパッチを適用する必要がある環境について理解します。

「Fusion Middleware環境でのOPatch」(『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』)

手順6: OPatchユーティリティを実行して必要なパッチを適用

コマンド行インタフェースで、コマンドを入力してOPatchユーティリティを実行します。

「OPatchの実行」(『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』)



注意:

OPatchユーティリティの実行中に発生する可能性のある問題をトラブルシューティングするには、『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』「Fusion Middleware環境でのOPatchのトラブルシューティング」を参照してください。