Oracle® Fusion Middleware Enterprise Single Sign-On Suiteのインストール 11g リリース2 (11.1.2.3) E61965-02 |
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この項では、Logon Managerをインストールするために必要な手順について説明します。内容は次のとおりです:
Logon Managerをインストールする前に、この項にリストされている前提条件が満たされていることを確認してください。
注意: インストールに影響する可能性のある最新の要件または変更について確認するには、最新のリリース・ノートを参照してください。 |
64ビット(x64)・システムにLogon Managerをインストールする場合、_x64という接尾辞付きの64ビット版インストーラ・ファイルを使用する必要があります。インストーラは64ビット・プラットフォーム用にコンパイルされていますが、Logon Manager自体はWindows-on-Windows 64ビット(WoW64)のエミュレーション・エンジンを介して実行される32ビット・アプリケーションであり、"Program Files (x86)"親ディレクトリにインストールされます。32ビット・バージョンのLogon Managerは、次にリストされているサポート対象の64ビット・オペレーティング・システムと完全に互換性があります。
Logon Managerのインストールがサポートされる64ビット・プラットフォームは次のとおりです。
Windows Server 2008
Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012
Windows XP
Windows 7
データベースと同期する場合、またはレポート・サービスでアプリケーション・イベントをデータベースに格納する場合、Logon Managerがデータベース・インスタンスに接続できるように、適切なデータベース・クライアントをインストールする必要があります。また、Logon Managerを64ビット・システムにインストールしてOracle Databaseに接続する場合、ターゲットのエンド・ユーザー・マシンに32ビット・バージョンのOracle Databaseクライアントをインストールする必要があり、そうしない場合、レポート・サービスはOracle Databaseに接続できません。
注意: Windows XPにインストールする場合、Microsoft社から最新のルート証明書更新をインストールしないと、インストールに失敗します。詳細および手順については、http://support.microsoft.com/kb/931125にあるMicrosoftナレッジ・ベースの記事を参照してください。 |
Logon Managerを自動(サイレント)モードで正常にインストールするには、インストーラの実行前にWindows Management Instrumentation (WMI)サービスが実行されている必要があります。
WMIサービスが実行されているかどうかを確認し、必要に応じて開始するには、各ターゲット・マシンで次の手順を実行します。
システム管理コンソールを起動します。
「サービス」スナップインを開きます。
「Windows Management Instrumentation」サービスに移動して、その状態と開始モードを確認します。
状態に応じて、次のいずれかの手順を実行します。
状態が「開始」の場合はWMIが実行されているため、次の項に進みます。
状態が空白の場合、サービスの起動タイプを確認して次のように開始します。
サービスをダブルクリックします。
表示されるプロパティ・ボックスで、環境に合わせてスタートアップの種類を「手動」または「自動」に設定し、「適用」をクリックします。
「開始」をクリックします。状態が「開始」に変わります。
「OK」をクリックして、サービスのプロパティ・ダイアログ・ボックスを閉じます。
この項では、既存のLogon Managerインストールを最新バージョンにアップグレードするための情報を提供します。
Logon Manager 11.1.2へのアップグレードは、次のリリースのLogon Managerでサポートされます。
11.1.1.2.x
11.1.1.5.x
前述のとおり、Logon Managerの既存のインストールに対してリリース11.1.2のLogon Managerをインストールすることは完全にサポートされます。インストーラによって、以前のリリースは自動的にアンインストールされ、次に新しいリリースのインストールが実行されます。Logon Manager Administrative ConsoleとLogon Managerエージェントの両方をインストールする方法の詳細は、このガイドの各項を参照してください。
注意: 元のインストーラがLogon Manager Administrative Consoleを使用してカスタマイズされている場合、アップグレードを実行する前に同じ方法で新しいインストーラをカスタマイズする必要があり、そうしない場合、現在のLogon Managerの設定が未変更のインストーラのデフォルトで上書きされます。プライマリ・ログオン方法は、変更すると無用に複雑化するため、アップグレード時に変更しないことをお薦めします。プライマリ・ログオン方法の変更は、個別のプロジェクトとして実行する必要があります。 |
次に、Logon Manager 11.1.2にアップグレードする場合に推奨される基本手順を示します。
既存の資格証明のバックアップを実行します。
「Oracle Enterprise Single Sign-On Administrative Consoleのインストール」および「Logon Managerクライアント側ソフトウェアのインストール」の説明に従ってインストールを実行します。
Microsoft Active Directoryにデプロイする場合、「Global Agent Settings」→[TargetSettingsSet]→「ADEXT」の「Use secure location for storing user settings」オプションを「Yes」に設定し、この設定を管理オーバーライドとしてリポジトリに発行します。
注意: Logon Managerのすべてのインスタンスがリリース11.1.2.0.0以上にアップグレードされた場合にのみ、このオーバーライドをデプロイする必要があり、そうしない場合、Logon Manager 11.1.2.0.0以上が一度リポジトリと同期すると、以前のすべてのバージョンはそのユーザーのリポジトリと同期できなくなります。この設定の詳細は、Oracle Enterprise Single Sign-On Suiteの保護ガイドを参照してください。 |
次のように、すべてのリポジトリ・オブジェクト(ポリシーやテンプレートなど)を、最新リリースのLogon Managerが使用する最新のデータ・スキーマに更新します。
リポジトリを最新リリースのOracle Enterprise Single Sign-On Administrative Consoleに接続します。
リポジトリのすべてのテンプレート、ポリシーおよびその他のデータをコンソールに取得します。
(オプション)必要に応じてテンプレートおよびポリシーの構成変更を行います。
取得したすべてのオブジェクトをリポジトリに発行して戻します。
注意: この手順は必須であり、エンド・ユーザーにLogon Managerをデプロイする前にテスト環境で実行する必要があります。その理由は、最新リリースのLogon Managerによってテンプレートやポリシーなどの構成オブジェクトに新しいデータ・スキーマが導入されますが、このようなスキーマは以前のリリースのLogon Managerで作成されたオブジェクトと互換性がないためです。更新されていないリポジトリとLogon Managerを同期しようとすると、データ破損が発生します。エンタープライズ全体にデプロイする前に、個別のOUをリポジトリに作成して新しい構成オブジェクトをテストすることを強くお薦めします。 |
バックアップした資格証明を新しいインストール環境にリストアします。
注意: リリース11.1.5.1以上では、「Passphrase Suppression」は、「Global Agent Settings」→[TargetSettingsSet]→「Authentication」→「Windows v2」→「Recovery Method」で設定できます。デフォルトではパスフレーズが表示されます。パスフレーズを抑制するには、この設定を変更する必要があります。カスタムのパスフレーズ抑制(Secondary Authentication APIを実装するDLL)を使用する場合、このDLLではそのGetID関数で一意のGUIDを返す必要があることに注意してください。また、次の設定を行う必要があります。 HKLM\Software\Passlogix\MsAuth\ResetMethods:ResetMethodGUID このレジストリ値をそのGUIDに設定します。 詳細は、『Enterprise Single Sign-On Suiteの管理』ガイドを参照してください。 |
インストーラが終了し、資格証明がリストアされたら、アップグレードは完了です。新しい製品機能の詳細は、Oracle Enterprise Single Sign-On Suiteのリリース・ノートを参照してください。
注意: 以前のバージョンのKiosk Managerがインストールされていて、このインストール中に更新する場合は、最初に「コントロール パネル」の「プログラムの追加と削除」または以前のソフトウェア・インストーラの「Uninstall」オプションを使用して以前のKiosk Managerをアンインストールする必要があります。Kiosk Managerに関するその他の考慮事項については、『Enterprise Single Sign-On Suiteの管理』ガイドを参照してください。 |
Logon Managerをインストールして構成するには、次の手順を実行します。
すべてのプログラムを終了します。
次のファイルのいずれかを実行してインストールを開始します。
ESSO-LM.msi (32ビット版のインストール用)
ESSO-LMx64.msi (64ビット版のインストール用)
注意: 英語以外の言語でインストールし、希望する言語でインストーラを起動する場合、次のコマンドを実行します。msiexec /I <packagename>.msi TRANSFORMS=<language>.mst ここで、 |
「Welcome」パネルで「Next」をクリックします。
セットアップ・タイプを選択します。「Typical」では、一般的に使用されるプログラム機能を簡単に選択できるパスが提供されます。「Advanced」では、インストールで使用できるすべてのプログラム機能の詳細なツリー・ビューが提供されます。「Typical」設定を選択した場合は手順6に、「Advanced」設定を選択した場合は手順7に進みます。
「Next」をクリックします。
「Typical Setup」画面が表示されます。認証方法を選択し、複数のオーセンティケータを使用するかどうかを指定します。
認証方式。ユーザーを認証し、格納された資格証明に対するアクセス権を付与するため、Logon Managerには、オーセンティケータ・プラグインとして実装された複数の認証方式が用意されています(最も一般的な方式は、ユーザー名とパスワードです)。Active Directory環境のLogon Managerでは、そのWindows Logon (WinAuth) v2プラグインを通じてこの認証方式がサポートされます。
厳密な認証方式を使用する場合、Logon Managerとの連携のためにオーセンティケータ内で有効にする必要のある特定の設定が記載されているOracle Enterprise Single Sign-On Suite管理者ガイドを参照してください。これには、Logon Manager Administrative Consoleのすべての設定と、Kiosk Managerとの統合のために実行する必要のある手順も記載されています。
複数のオーセンティケータ。Authentication Manager機能によって、ユーザーを認証するための複数のログオン方法を有効にする機能が追加されます。これらのログオン方法は、Logon Managerでサポートされる標準のログオン方法(LDAPやWindows Logon v2など)または厳密なオーセンティケータ(スマート・カード、近接型デバイス、RSA SecurIDトークンなど)です。
「Next」をクリックします。
リポジトリを選択し、インストールする監査ログ機能を指定します。Oracle Enterprise Single Sign-On Reporting Serverをインストールする場合は、Oracle Enterprise Single Sign-On Suiteの管理者ガイドで構成情報を確認してください。「Next」をクリックして次の手順に進みます。
「Advanced」設定を実行する場合、次のインストール・オプションから選択します。
Application Support | |
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このオプションでは、アプリケーションの中核として機能するすべての必要なファイルおよび設定がインストールされ、相互作用するLogon Managerのアプリケーション・タイプを選択できます。 | |
Web Integration | Webブラウザおよび外部Webサービスとの統合を可能にするヘルパー・オブジェクト。 |
Mozilla Firefox | Mozillaベースのブラウザに対するLogon Managerのサポートを追加するヘルパー・オブジェクト。 |
OAM Support | Oracle Access Managerで保護されたブラウザ・アプリケーションに対するLogon Managerのサポートを追加するヘルパー・オブジェクト。 |
Google Chrome | Google Chromeブラウザに対するLogon Managerのサポートを追加するヘルパー・オブジェクト。 |
Windows | Windowsデスクトップ・アプリケーションのサポート。Windowsサポート・ファイルはデフォルトでインストールされます。これらのファイルは選択解除できません。 |
Microsoft Internet Explorer | Internet Explorerに対するLogon Managerのサポートを追加するヘルパー・オブジェクト。デフォルトでインストールされます。 |
Host/Mainframe Emulators | HLLAPIベースのエミュレータに対するLogon Managerのサポートを追加するヘルパー・オブジェクト。 |
Console Windows | Logon Managerメインフレーム・プラグイン内でのコンソール・ウィンドウ(コマンド・プロンプト)のサポート。 |
PuTTY | Logon Managerメインフレーム・プラグイン内でのPuTTYウィンドウのサポート。 |
Java | Javaアプリケーションに対するLogon Managerのネイティブ・サポートを追加するヘルパー・オブジェクト。 |
SAP | Logon ManagerにSAPアプリケーションのサポートを追加するヘルパー・オブジェクト。 |
SoftID | SoftIDアプリケーションに対するLogon Managerのサポートを追加するヘルパー・オブジェクト。この機能の使用方法の詳細は、Oracle Enterprise Single Sign-On Suite管理者ガイドを参照してください。
このヘルパー・オブジェクトを使用するには、Authentication Managerオーセンティケータをインストールし、プライマリ・ログオン方法として選択する必要があります。 |
オーセンティケータ | |
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オーセンティケータは、Logon Managerに対する異なるログオン方法を提供するプラグインです。デフォルトでは、Windows Logon v2がインストールされます。
近接型カード、読取り専用スマート・カード、RSA SecurID、セキュア・データ・ストレージまたはスマート・カードをインストールする場合は、Oracle Enterprise Single Sign-On Suite管理者ガイドを参照してください。 |
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Windows Logon (deprecated) | WindowsへのログオンによってLogon Managerへのログオンを可能にする非推奨のプラグイン。注意:Oracleサポートから明示的に指示を受けた場合を除き、このコンポーネントはインストールしないでください。これは、レガシー専用で提供されています。 |
Windows Logon v2 | セキュアなパスフレーズがサポートされるWindowsへのログオンによってLogon Managerへのログオンを可能にするプラグイン。このオーセンティケータは、デフォルトでインストールされます。 |
GINA | Windows Logon v2方式で動作するモジュール。「GINA」オプションは、Windows XPのみで使用できます。
「GINA」と「Network Provider」のいずれかを選択する必要があります。両方の方式をインストールすることはできません。 |
LDAP | LDAPディレクトリへのログオンによってLogon Managerへのログオンを可能にするプラグイン。 |
LDAP v2 | LDAPディレクトリへのログオンによってLogon Managerへのログオンを可能にするプラグイン。このプラグインには、セキュアなパスフレーズのサポートも含まれます。 |
Network Provider | Logon Managerへのログオンにネットワーク・プロバイダ・メカニズムを使用して二重認証を排除します。現在のすべてのMicrosoft Windowsオペレーティング・システムがサポートされます。
リリース11.1.1.5.1以上では、この機能は独自のノードに移動され、Windows Logon v2のサブ機能ではなくなりました。 |
Proximity Card | HID近接型カードによる認証をサポートするオーセンティケータ・プラグインです。 |
Smart Card | MS-CAPI対応のスマート・カードを使用したLogon Managerへのログオンを可能にするプラグイン。 |
Smart Card (Read-Only) | 読取り専用スマート・カードを使用したLogon Managerへのログオンを可能にするプラグイン。 |
RSA SecurID | RSA SecurIDトークンによって生成されるワンタイム・パスワードを使用したLogon Managerへのログオンを可能にするプラグイン。 |
Local Authentication Toolkit | RSA SecurID認証を実行するために必要なコンポーネント。 |
Authentication Manager | この機能によって、ユーザーを認証するための複数のログオン方法を可能にする機能が追加されます。登録、等級および順序機能を使用する場合、この機能をインストールする必要があります。 |
Synchronizers | |
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このプラグインによって、アプリケーションで同期拡張機能を管理できます。
使用可能な同期プラグインは次のとおりです。 |
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Microsoft Active Directory | Active Directoryサーバーからの資格証明と設定の取得および格納をサポートする同期プラグイン。 |
Microsoft AD LDS (ADAM) | AD LDS (ADAM)サーバーからの資格証明と設定の取得および格納をサポートする同期プラグイン。 |
LDAP | Oracle Identity ManagerなどのLDAP準拠ディレクトリからの資格証明と設定の取得および格納をサポートするプラグイン。 |
Database | データベースからの資格証明と設定の取得および格納をサポートする同期プラグイン。 |
Roaming Profile (deprecated) | ローミング・プロファイルをサポートする同期プラグイン。
Oracleサポートから明示的に指示を受けた場合を除き、このコンポーネントはインストールしないでくださいこれは、レガシー専用で提供されています。 |
File System | ファイル共有からの資格証明と設定の取得および格納をサポートする同期プラグイン。 |
Kiosk Manager | |
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Kiosk Manager
キオスク・シナリオをサポートするために使用できるプラグイン。 |
Kiosk Managerを使用するには、LDAPオーセンティケータとシンクロナイザをインストールする必要があります。また、Windows Authenticator v2がインストールされていないことを確認する必要があります。 詳細は、Oracle Enterprise Single Sign-On Suite管理者ガイドを参照してください。 |
Session Locking Support | キオスク・シナリオをサポートするKiosk Managerセッション・ロック・コンポーネントをインストールします。このコンポーネントは、デフォルトではインストールされません。
このコンポーネントをインストールすると、Kiosk Managerエージェント(SMAgent)が自動的に起動します。 Kiosk Manager GINAをインストールしない場合、Kiosk Managerエージェント(SMAgent)は自動的に起動しませんが、イベントは他のアプリケーションからコマンド行を通じて起動できます。このシナリオを使用すると、ワークステーションにKiosk Managerをインストールして、実行したときにのみ動作させることができます。 コマンド行オプションの使用方法の詳細は、Oracle Enterprise Single Sign-On Suite管理者ガイドを参照してください。 |
Password Reset | |
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Password Reset Client | ナレッジ・ベースの認証およびパスワード・リセット機能を提供するPassword Resetのクライアント側コンポーネントをインストールします。
クライアント側コンポーネントをインストールする前に、Password Resetサーバー側コンポーネントをインストールする必要があります。Password Resetは、「Typical」インストール・オプションの一部としてはインストールされません。Password Resetのインストールの詳細は、「Password Resetのインストール」を参照してください。 |
プロビジョニング・オプション | |
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Provisioning Gateway Client | リモート資格証明プロビジョニング機能および資格証明委任を提供するProvisioning Gatewayクライアント側ソフトウェアをインストールします。
クライアント側ソフトウェアをインストールする前に、(「Provisioning Gatewayのインストール」の説明に従って) Provisioning Gatewayサーバー・コンポーネントをインストールする必要があります。 |
Credential Delegation | ユーザーが別のユーザーに一時的に1つ以上の資格証明を委任できるProvisioning Gateway資格証明委任コンポーネントをインストールします。
ターゲット・マシンにProvisioning Gatewayがインストールされており、動作している必要があります。 |
Privileged Accounts | ユーザーが一時的に1つ以上の資格証明をOracle Privileged Account ManagerサーバーからチェックアウトできるProvisioning Gateway特権アカウント・コンポーネントをインストールし、その資格証明に関連付けられたアプリケーションに対するシングル・サインオン機能を一時的に有効にしてから、不要になったときにその資格証明をチェックインして戻します。
ターゲット・マシンにProvisioning Gatewayがインストールされており、動作している必要があります。 |
Audit Logging Methods | |
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このプラグインによって、アプリケーションでイベント・ロギングの拡張機能を管理できます。
使用可能なプラグインは次のとおりです。 |
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ESSO Reporting Server | レポート・サービスへのイベントのロギングをサポートするイベント管理プラグイン。 |
Windows Event Manager | Windowsイベント・マネージャへのイベントのロギングをサポートするイベント管理プラグイン。 |
Syslog Server | Syslogサーバーへのイベントのロギングをサポートするイベント管理プラグイン。 |
XML File | ローカルXMLファイルへのイベントのロギングをサポートするイベント管理プラグイン。 |
Database | データベースへのイベントのロギングをサポートするイベント管理プラグイン。 |
Backup/Restore |
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このプラグインによって、ウィザード・インタフェースを介した簡単なファイル・ベースのバックアップおよびリストア・メカニズムが提供されます。 |
Languages | |
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表示されている言語でのエージェントの表示を可能にするローカライズされた言語サポート・パッケージ。 |
注意: 宛先フォルダを変更するには、「Change」をクリックして目的のパスに移動し、「OK」をクリックします。 |
InstallShieldウィザードでインストールを開始する準備が整いました。「Install」をクリックします。
インストールの完了を待機します。「Completed」画面が表示されたら、「Finish」をクリックします。
Logon Managerのインストールでは、次のシナリオの場合を除き、再起動は必要ありません。
Windows Authentication v2オーセンティケータをGINAとNetwork Provider (Windows XPのみ)とともにインストールした場合、「Finish」をクリックした後にワークステーションを再起動するように求められます。再起動後は手順11に進んでください。
Kiosk Managerをインストールした場合、インストール中に選択したシンクロナイザのいずれかと同期するようにLogon Managerを構成する必要があります。手順については、Oracle Enterprise Single Sign-On Suite管理者ガイドを参照してください。また、Windows XPでKiosk Manager GINAをインストールした場合は、それ以外のGINAをインストールしないでください。同期の設定後にワークステーションを再起動して、手順11に進んでください。
ワークステーションまたはサーバーが再起動したら、Windowsにログオンします。Logon Managerの「Welcome」画面および「First Time Use」(FTU)ウィザードが表示されます。画面の指示に従ってFTUウィザードを完了します。FTUが完了すると、アイコンがツール・トレイに表示されます。
注意: FTUウィザードの入力方法およびLogon Managerの使用方法の詳細は、Oracle Enterprise Single Sign-On Suiteユーザーズ・ガイドおよびオンライン・ヘルプを参照してください。 |
この項では、Logon Manager MSIインストーラの内容について説明します。この項にリストする機能名は、Logon Managerインストーラの「Advanced Setup」セクションに表示される名前です。
必須のコア・コンポーネントを次にリストしますが、コマンド行インストールやカスタマイズしたMSIパッケージの作成時にこれらを省略すると、インストールが正常に動作しなくなります。
Application Support (Core)
Provisioning Gateway Client (Provisioning
1つ以上のオーセンティケータ
1つ以上の言語パック
また、すべてのLogon ManagerデプロイメントにInternet Explorerサポート・コンポーネントを含むことをお薦めします。
さらに、次の点に注意してください。
機能名は大文字と小文字が区別されます。
SSOGINA
、SSOGINA
.x64
、SMGina
、SMAgent
、Locking
、SSONP
およびSSONP.x64
の各機能は、同時に使用できません(一度に1つのみインストールできます)。
MSIパッケージには、この項にリストされていないクリティカル・コンポーネントが含まれており、これらはLogon Managerおよびその他のEnterprise Single Sign-On Suite機能が正しく動作するために必要なため、改ざんされていない必要があります。この項にリストされているコンポーネントのみをインストールまたは含み、アンインストールまたは削除してください。
ADDLOCAL
コマンドでは、明示的に指定されているコンポーネント、およびその親コンポーネントと親コンポーネントで必要な子コンポーネントがインストールされます。インストールするコンポーネントを明示的に指定しない場合は、インストールされません。前述の必須コア・コンポーネントのいずれかを省略すると、インストールが正常に動作しなくなります。
たとえば、Chrome
を指定すると、その親コンポーネントであるCore
、およびCoreコンポーネントで必要なCore_Support6
もインストールされますが、言語パッケージはインストールされません。
インストール・コマンドの例は次のとおりです。
msiexec /i <my.msi> ADDLOCAL="Core,Provisioning,MSauth,English_Pack, InternetExplorer"
msiexecコマンド行ツールの使用に関する追加情報は、次のURLを参照してください。
http://support.microsoft.com/kb/230781および
http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc759262(v=ws.10).aspx
Application Support | |||
---|---|---|---|
タイトル(インストーラでの表示) | 機能名 | 機能の親 | 追加情報 |
Application Support | Core | N/A | インストールが正常に動作するために必須。 |
Web Integration | WebIntegration | Core | |
Mozilla Firefox | Mozilla | WebIntegration | |
OAM Support | OAMSupport | WebIntegration | |
Google Chrome | Chrome | WebIntegration | |
Windows | Core_Support6 | Core | |
Microsoft Internet Explorer | InternetExplorer | Core | 推奨。 |
Host/Mainframe Emulators | MainframeEmulators | Core | |
Console Windows | DOSHelper | MainframeEmulators | |
PuTTY | PuttySupport | MainframeEmulators | |
Java
J |
JavaHelper.x86 | Core | 32ビットOSのみ。 |
JavaHelper.x64 | Core | 64ビットOSのみ。 | |
SAP | SAP | Core | |
SoftID | SoftIdHO | Core |
オーセンティケータ | |||
---|---|---|---|
タイトル(インストーラでの表示) | 機能名 | 機能の親 | 追加情報 |
オーセンティケータ | オーセンティケータ | N/A | インストールが正常に動作するためには1つ以上のオーセンティケータが必須。 |
Windows Logon | SLA | オーセンティケータ | |
Windows Logon v2 | MSauth | オーセンティケータ | |
GINA | SSOGina | MSauth | Windows XP 32ビットのみ。 |
SSOGina.x64 | MSauth | Windows XP 64ビットのみ。 | |
LDAP | LDAP | オーセンティケータ | |
LDAP v2 | LDAPauth | オーセンティケータ | |
Network Provider | SSONP | オーセンティケータ | 32ビットOSのみ |
Network Provider | SSONP.x64 | オーセンティケータ | 64ビットOSのみ |
Proximity Card | ProxCardAuth | オーセンティケータ | |
Smart Card | SCAuth | オーセンティケータ | |
Smart Card (Read-Only) | ROSCAuth | オーセンティケータ | |
RSA SecurID | SecurID | オーセンティケータ | |
Local Authentication Toolkit (LAT) | LocalAuthToolkit | SecurID | |
Authentication Manager | MultiAuth | オーセンティケータ |
Synchronizers | |||
---|---|---|---|
タイトル(インストーラでの表示) | 機能名 | 機能の親 | 追加情報 |
Synchronizers | Synchronizers | N/A | |
Microsoft Active Directory | AD_Sync | Synchronizers | |
Microsoft AD LDS (ADAM) | ADAM_sync | Synchronizers | |
LDAP | LDAP_Sync | Synchronizers | |
Database | DB_Sync | Synchronizers | |
Roaming Profile (deprecated) | Roam_Sync | Synchronizers | |
File System | File_Sync | Synchronizers |
Kiosk Manager | |||
---|---|---|---|
タイトル(インストーラでの表示) | 機能名 | 機能の親 | 追加情報 |
Kiosk Manager | SMAgent_Files | N/A | |
Session Locking Support | SMGina | SMAgent_Files | Window XPのみ。 |
SMAgent_Locking | SMAgent_Files | Window 7以上 |
Password Reset Client | |||
---|---|---|---|
タイトル(インストーラでの表示) | 機能名 | 機能の親 | 追加情報 |
Password Reset Client | PR_Components | N/A |
Provisioning Gateway Client | |||
---|---|---|---|
タイトル(インストーラでの表示) | 機能名 | 機能の親 | 追加情報 |
Provisioning Gateway Client | Provisioning | N/A | |
Credential Delegation | DelegateMgr | Provisioning | |
Privileged Accounts | OpamMgr | Provisioning |
Audit Logging Methods | |||
---|---|---|---|
タイトル(インストーラでの表示) | 機能名 | 機能の親 | 追加情報 |
Audit Logging Methods | EventMgr | N/A | |
ESSO Reporting Server | ReportingExt_Release | EventMgr | |
Windows Event Manager | WindowsEventExt | EventMgr | |
Syslog Server | SyslogEventExt | EventMgr | |
XML File | LocalFileExt | EventMgr | |
Database | DatabaseEventExt | EventMgr |
Backup/Restore | |||
---|---|---|---|
タイトル(インストーラでの表示) | 機能名 | 機能の親 | 追加情報 |
Backup/Restore | BackupMgr | N/A |
Languages | |||
---|---|---|---|
タイトル(インストーラでの表示) | 機能名 | 機能の親 | 追加情報 |
Languages | Languages | _TopLevel Feature | |
English | English_Pack | Languages | 必須
ADDLOCALで他の言語が選択されると、自動的に選択されます。 |
Chinese (Simplified) | Chinese_Simplified_Pack | Languages | |
Traditional Chinese | Chinese_Traditional_Pack | Languages | |
Czech | Czech_Pack | Languages | |
Danish | Danish_Pack | Languages | |
Dutch | Dutch_Pack | Languages | |
Finnish | Finnish_Pack | Languages | |
French | French_Pack | Languages | |
German | German_Pack | Languages | |
Greek | Greek_Pack | Languages | |
Hungarian | Hungarian_Pack | Languages | |
Italian | Italian_Pack | Languages | |
Japanese | Japanese_Pack | Languages | |
Norwegian | Norwegian_Pack | Languages | |
Korean | Korean_Pack | Languages | |
Polish | Polish_Pack | Languages | |
Portuguese (Brazil) | Portuguese_Brazilian_Pack | Languages | |
Portuguese (Portugal) | Portuguese_Portugal_Pack | Languages | |
Romanian | Romanian_Pack | Languages | |
Russian | Russian_Pack | Languages | |
Slovak | Slovak_Pack | Languages | |
Spanish | Spanish_Pack | Languages | |
Swedish | Swedish_Pack | Languages | |
Thai | Thai_Pack | Languages | |
Turkish | Turkish_Pack | Languages |
この項では、Logon Managerのインストールの完了に必要な手順を説明します。
Logon ManagerのMozilla Firefoxサポート・コンポーネントのインストールを完了するには、Logon Managerのインストール後に次の操作を実行する必要があります。
インストール中にMozilla Firefoxが実行されていた場合、そのすべてのインスタンスを終了して再起動します。
Mozilla Firefoxの「アドオン」パネルの「拡張機能」リストでコンポーネントが有効化されていることを確認します。
Logon Managerを再起動します。
オンライン・ドキュメント・センターで、Oracle Enterprise Single Sign-On Suiteの製品固有ガイドの完全なセットを参照できます。次の表に、インストールおよびデプロイメントを完了するために実行する必要のある概要タスクと、各タスクに関連するドキュメントを示します。
タスク | 参照先 |
---|---|
リポジトリの構成 | ディレクトリ・ベースのリポジトリでのLogon Managerのデプロイ |
エージェントの構成 | Oracle Enterprise Single Sign-On Suite管理者ガイド |
オーセンティケータの構成 | Oracle Enterprise Single Sign-On Suite管理者ガイド |
アプリケーション・テンプレートの構成 | Logon Managerのアプリケーション・テンプレートの構成と診断 |