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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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55.6 アイデンティティ・コンテキストの検証

Access Managerを使用してアイデンティティ・コンテキストの適切な操作を保証できます。

検証するには、次のようにします。

アイデンティティ・コンテキストの操作を検証するには

  1. 次のように実行して、Access Managerによって構築されるIDアサーション・レスポンスを検証します。

    1. /testidcリソースをWebゲート・エージェントで保護し、認可レスポンスの一部として目的のアサートされた属性を持つIDアサーションを返すようにAccess Managerを構成します。

    2. OAMテスターを使用して、/testidcに対する認可リクエストへのレスポンスでOAM_IDENTITY_ASSERTION属性としてIDアサーションが返されていることを検証します。

  2. 次のように実行して、WebゲートによってIDアサーションを含むHTTPヘッダーが作成されていることを検証します。

    1. /cgi-bin/printenv.plスクリプトが、/testidcリソースを保護しているものと同じポリシーによって保護されていることを確認します。

      ノート:

      printenv.plは、OHSの一部として出荷されており、実行する権限を持っている必要があります。かわりに、ヘッダー情報を表示する任意のスクリプトを使用できます。

    2. printenv.plにアクセスし、ログインを起動し、HTTPヘッダーを表示します。

    3. HTTP_OAM_IDENTITY_ASSERTIONヘッダーに、アサートされた属性を持つSAMLトークンが含まれていることを確認します。