2.3 Oracle Access Managementコンソールおよびポリシー・マネージャ・コンソール

Oracle Access Management 11gリリース2 (11.1.2.3)では、Oracle Access Managementコンソール(WebLogic AdminServerにデプロイされたフル機能のグラフィカル・インタフェース)とポリシー・マネージャ・コンソール(1つ以上のWebLogic管理対象サーバーにデプロイできるインタフェース)の2つのコンソール・インタフェースを使用できます。

• Oracle Access Managementコンソール: AdminServerでは、(新しいAccess Managerポリシー・マネージャ・コンソールに表示される)起動パッドにモバイル・セキュリティ・マネージャ(MSM)およびモバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー(MSAS)のタイルは表示されません。Oracle Access Managementコンソールには、次のURLからアクセスできます。

  http://wlsadminhost.example.com:7001/oamconsole
  

  Oracle Access Managementコンソールのインタフェースは、11gリリース2 (11.1.2.3)で再設計されています。

  「Oracle Access Managementコンソールの理解」を参照してください。

• ポリシー・マネージャ・コンソール: AdminServerにデプロイされたOracle Access Managementコンソールで使用可能な全機能が含まれているわけではありません。新しいポリシー・マネージャ・コンソールには、従来のOracle Access Managementコンソールのポリシー管理機能のみが含まれています。これは、Oracle Mobile Security Suite (OMSS)の使用する場合や、Access Managerポリシーの多数の委任管理ユーザーをサポートするためにより多くの機能が必要な場合にデプロイされます。ポリシー・マネージャ・コンソールには、OMSSのモバイル・セキュリティ・マネージャ(MSM)コンポーネントとモバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー(MSAS)コンポーネントのモバイル・エンド・ポイントが含まれ、次のURLからアクセスできます。

  http://wlsadminhost.example.com:14150/access
  

R2PS2からアップグレードしようとするOAMの顧客は、OMSSを使用する予定がない場合、AdminServerで引き続きOracle Access Managementコンソールを使用できます。11gリリース2 (11.1.2.3) にアップグレードしようとするOAMの顧客(または旧Bitzerの顧客)は、OMSSを使用する予定がある場合、ポリシー・マネージャ・コンソールを使用する必要がありますが、次のインタフェースにアクセスするためにAdminServerコンソールにログインする必要もあります。

• OMSS、OAM、APS、OIC用のアイデンティティ・ディレクトリ・ストア管理インタフェース

• OAM用の証明書失効リスト・インタフェース

• OAM用の認証プラグイン・インタフェース

ノート:

RESTエンドポイント、WLSTおよびRREGサーブレットは、AdminServerでのみ使用可能です。