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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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4.2 アイデンティティ・ストアの委任について

Access Managerシステム・アイデンティティ・ストアは、管理操作の実行時に認証および認可を実施するために使用されます。

システム・アイデンティティ・ストアとして定義されているLDAPディレクトリには、管理コンソールへのアクセス権を持つすべての管理者が含まれます。管理者は、新しいユーザー・アイデンティティ・ストアを定義したり、既存のいずれかのプロファイルをシステム・アイデンティティ・ストアとして選択できますが、現在のシステム・アイデンティティ・ストアを変更したり、新しいシステム・アイデンティティ・ストアに切り替えることができるのは、システム管理者のみです。

新しいアイデンティティ・ストアに移行する際、新しいストアのユーザーがAccess Managerロールを割り当てられると、それらの権限がアクティブになり、Access Managerにより施行されます。管理者は新しいアイデンティティ・ストアの委任された管理権限の削除を担当し、Access Manager管理者グループは新しいアイデンティティ・ストアの管理者ロールにマップされます。

ノート:

現在ログインしているユーザーに、新しいシステム・ストアで必要な管理者ロールがない場合、管理コンソールは、現在の管理者に割り当てられているロールに準拠するように、ログアウトまたはリフレッシュを行います。