プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
目次へ移動
目次

前
次

60.5 Outlook Webアプリケーションに対するAccess Manager WNAの設定

Access Manager 11gは、Windowsネイティブ認証(WNA)で動作できます。

この項では、Outlook Webアプリケーション(OWA)に対するWindowsネイティブ認証(WNA)を使用するAccess Managerの設定について説明します。

次の手順では、IISサイトのフロントエンドOWAのWNAを有効にする方法を説明します。これは、Kerberosサービスをマップするユーザー・アカウント、これらのアカウントのサービス・プリンシパル名(SPN)およびキー・タブ・ファイルを含む、完全に構成されたMicrosoft Active Directory認証サービスが設定されていることを前提としています。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverの保護 11g リリース1 (10.3.3)』E13707-03を参照してください。

「Windowsネイティブ認証のためのAccess Managerの構成」の説明に従って、Windowsネイティブ認証(WNA)を使用するようにAccess Managerを構成する必要があります。

  1. 前提条件のタスクをすべて実行します。
  2. IIS認証(フロントエンド・サイト上のOWA)を開きます。
  3. 「Windows認証」を有効にします。
  4. 「プロバイダ」をクリックします。
  5. 「ネゴシエート」「プロバイダ」に追加して、リストの一番上に移動します。
  6. 『Oracle Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド』の説明に従って、IISでOWAを保護するためのポリシーを作成します。