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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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4.5 リモート登録ユーティリティの使用方法

リモート登録ユーティリティ(RREG)は、それを起動するユーザーに割り当てられたロールによっても制御されます。RREGを使用してリモートでエージェントを登録する場合、管理者はRREGクライアントが正常にRREG Access Managerサーバーに接続および認証できるようにする資格証明を提供します。するとRREG Access Managerサーバーは、適切な管理ロールを施行するAccess Managerコンポーネントにクライアントのアイデンティティを伝播します。

管理者のロールに基づいてRREGを実行すると、次のようになる場合があります。

  • 作成操作において:

    • 新しいエージェント・エントリがプロビジョニングされる場合があります。

    • そのエージェントのHostIDが作成される場合があります。

    • そのエージェントのアプリケーションが作成される場合があります。

    • 新しく作成されたHostIDを使用して新しいアプリケーションにリソースが追加される場合があります。

  • 更新操作において:

    • エージェント設定が変更される場合があります。

    • そのエージェントのHostIDが変更される場合があります。

    • そのエージェントのアプリケーションが存在しないと、作成される場合があります。

    • リソースがアプリケーションに追加される場合があります。

RREG管理者には、管理操作が正常に完了するように、ロールが割り当てられる必要があります。

  • システム管理者ロール: エージェントの作成/更新用。

  • OAM共有コンポーネント管理者/システム管理者ロール: HostIDエントリの作成/更新用。

  • OAMドメイン管理者ロール/システム管理者ロール: アプリケーションの作成/更新およびリソースの作成/構成用。

RREGコマンドを実行すると、管理者は、作成されたアプリケーション、エージェントおよびHostIDの委任された管理者として設定されます。