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Oracle® Fusion Middleware Oracle Entitlements Serverの管理
11gリリース2 (11.1.2.3.0)
E67353-01
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A インストール・パラメータおよび構成パラメータ

この付録では、Java EEコンテナが使用する構成ファイルであるjps-config.xmlを使用して、Oracle Entitlements Serverサービスに定義されるパラメータおよび許容値をリストします。これは、$DOMAIN_HOME/config/fmwconfigディレクトリにあります。この付録は、次の各項で構成されています。

A.1 ポリシー配布構成

ポリシー配布コンポーネントは、ポリシー・ストアから1つ以上のセキュリティ・モジュールへのポリシー・オブジェクトおよびポリシーの配布に関与しています。制御プッシュ・モード、制御プル・モード、非制御モードまたは混合モードで配布できます。各モードは、異なる構成を伴います。

A.1.1 ポリシー配布コンポーネントのサーバー構成

通常、ポリシーおよびポリシー・オブジェクトをフェッチするためのポリシー配布コンポーネントの構成(Oracle Entitlements Server内で実行されるときのシナリオの場合)は、jps-config.xmlファイルでのポリシー・ストア構成に関連付けられます。制御された方法でデータがプルされる(制御プル・モード)のは、セキュリティ・モジュール側でPDPサービス構成に関連付けられているポリシー配布コンポーネントのみです。表A-1では、構成パラメータを説明します。

表A-1 ポリシー配布のサーバー構成

パラメータ名 情報 コンソール名

oracle.security.jps.pd.server.transactionalScope

ポリシー配布の範囲を、1つのセキュリティ・モジュールか、すべてのセキュリティ・モジュールのいずれかとして定義します。配布が1つのセキュリティ・モジュールにのみ関係するときに配布が失敗した場合、他のセキュリティ・モジュールへの配布には影響しません。

オプション

許容値: All (デフォルト)、One

なし

oracle.security.jps.register.waiting.interval

登録リクエストの受信後にポリシー配布を遅らせる時間を定義します。

オプション

許容値: 秒単位の時間(デフォルト値は0)

なし


A.1.2 ポリシー配布コンポーネントのクライアント構成

ポリシー配布コンポーネント・クライアントは、セキュリティ・モジュールで使用できるポリシーの作成に関与しています。そのため、ポリシー配布クライアント構成は、常に、セキュリティ・モジュール側のjps-config.xmlファイルのPDPサービス構成部分に関連付けられています。構成は、配布モードおよびセキュリティ・モジュールが実行中の環境に応じて異なります。次の各項では、適用可能な構成パラメータの詳細を説明します。

A.1.2.1 ポリシー配布コンポーネントのクライアントJava Standard Edition構成(制御プッシュ・モード)

表A-2では、Oracle Entitlements ServerがJava Standard Edition (JSE)環境で実行され、制御プッシュ・モードでデータを配布するよう構成されている場合の、ポリシー配布コンポーネントのクライアント構成のパラメータをまとめています。

表A-2 ポリシー配布のクライアント構成、JSE、制御プッシュ・モード

パラメータ名 情報 コンソール名

oracle.security.jps.runtime.pd.client.policyDistributionMode

ポリシー配布モードを指定します。制御された配布は、ポリシー配布コンポーネントによって開始され、セキュリティ・モジュールが最後の配布以降に作成または変更されたポリシー・データを受信することを確認します。

必須

許容値: controlled-push

* ポリシー配布モード

oracle.security.jps.runtime.pd.client.sm_name

セキュリティ・モジュールの名前を定義します。

必須

許容値: セキュリティ・モジュールの名前

* SM名

oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.work_folder

ローカル・キャッシュ・ファイルが格納されるディレクトリの名前を定義します。値が定義されない場合、jps-config.xmlがあるディレクトリに作業ディレクトリが作成されます。適切なセキュリティ・モジュールがJRFドメインに作成された場合、実際の作業フォルダとして使用される指定された作業フォルダまたはデフォルト作業フォルダの下にサーバー名を使用したサブディレクトリが作成されます。

オプション

許容値: ローカル・キャッシュ・ファイルが格納されるディレクトリの名前。このディレクトリは、読取りおよび書込み権限を持っている必要があります。

ローカル・ポリシー作業フォルダ

oracle.security.jps.runtime.pd.client.incrementalDistribution

配布が増分配布またはフラッシュ配布のどちらであるかを定義します。増分配布は、新規および変更されたデータのみを配布する場合に使用します。フラッシュ配布は、ポリシー・ストア内のすべてのポリシー・オブジェクトを完全に再配布するための準備として、ローカルに保存されたポリシーをクリーンアップするよう、ポリシー配布コンポーネントがセキュリティ・モジュールに通知する場合に使用します。

オプション

許容値:

  • false (このセキュリティ・モジュールのポリシー配布はフラッシュです。)

  • true (デフォルト値。必要な変更ログがポリシー・ストアに保持されている場合、このセキュリティ・モジュールのポリシー配布は増分です。)

増分配布

oracle.security.jps.runtime.pd.client.registrationRetryInterval

セキュリティ・モジュールの開始時に、それ自体をポリシー配布コンポーネントに登録して、ローカル・ポリシー・キャッシュが最新であることを保証します。登録が失敗すると、成功するまで、この時間間隔が経過するたびに再試行します。

オプション

許容値: 秒単位の時間(デフォルト値は5)

登録再試行間隔

oracle.security.jps.runtime.policyDistributionWaitTime

この値が定義され、ゼロではない場合、セキュリティ・モジュールが最初のポリシー配布が発生するのを待機する時間を指定します。この待機期間中は、最初のポリシー配布が完了するか、構成した期間が過ぎるまで、認可リクエストはブロックされます。

オプション

許容値: 秒単位の時間(デフォルト値は60)

配布待機時間(秒)

oracle.security.jps.runtime.pd.client.RegistrationServerURL

Oracle Entitlements Server管理サーバーのURLを定義します。セキュリティ・モジュールが、開始時にそれ自体をOracle Entitlements Serverに登録する場合に使用します。

必須

許容値: URL

* 登録サーバーURL

oracle.security.jps.runtime.pd.client.backupRegistrationServerURL

Oracle Entitlements Server管理サーバーのバックアップURLを定義します。プライマリURL(前述のパラメータ)が使用できないとき、セキュリティ・モジュールが、開始時にそれ自体をOracle Entitlements Serverに登録する場合に使用します。

オプション (ただし、構成されていないOracle Entitlements Serverフェイルオーバーが動作しない場合)

許容値: URL

バックアップ登録サーバーURL

oracle.security.jps.runtime.pd.client.DistributionServicePort

リモートのポリシー・ディストリビュータがポリシー更新をプッシュするポートを定義します。

必須

許容値: ポート番号

* 配布サービス・ポート

oracle.security.jps.pd.client.sslMode

ポリシー配布コンポーネントのサーバーとクライアント間の通信で、Secure Sockets Layer (SSL)プロトコルを使用するかどうかを定義します。

必須

許容値: none、two-way (デフォルト値)

* SSLモード

oracle.security.jps.pd.client.ssl.identityKeyStoreFileName

クライアント証明書が格納されるアイデンティティ・キー・ストア・ファイルの名前を定義します。セキュリティ・モジュールとポリシー配布コンポーネント間のSSL通信に使用されます。

必須

許容値: キーストア・ファイルの名前

* SSLアイデンティティ・キー・ストア・ファイル名

oracle.security.jps.pd.client.ssl.trustKeyStoreFileName

認証局(CA)証明書が格納される信頼キー・ストア・ファイルの名前を定義します。セキュリティ・モジュールとポリシー配布コンポーネント間のSSL通信に使用されます。

必須

許容値: アイデンティティ・キー・ストア・ファイルの名前

* SSL信頼キー・ストア・ファイル名

oracle.security.jps.pd.client.ssl.identityKeyStoreKeyAlias

セキュリティ・モジュールとポリシー配布コンポーネント間のSSL通信に使用されるクライアント証明書を識別するアイデンティティ・キー別名を定義します。

オプション (アイデンティティ・キーストアに別名が1つのみ存在する場合、この値を指定する必要はありません。)

許容値: アイデンティティ・キー別名

SSLアイデンティティ・キー・ストア・キー別名

oracle.security.jps.runtime.pd.client.SMinstanceType

ポリシー配布コンポーネント・クライアントの接続先のセキュリティ・モジュールのタイプを定義します。

必須

許容値: java (他の許容値は、wls、RMIおよびwsです。この表ではJavaセキュリティ・モジュールのみを対象としているため、値はjavaである必要があります。)

OESクライアント・インストール中のみ構成されます。

oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.JCEProviderName

使用するJCEプロバイダを定義します。

オプション

許容値: SunJCE、JsafeJCE(デフォルト値は未定義)この値では大文字と小文字が区別されます。値が指定されない場合、デフォルトのJDKプロバイダが使用されます。


oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.CipherKeyLength

指定されたJCEプロバイダのCipherクラスで使用される鍵の長さを定義します。

オプション

許容値: 128、192、256(デフォルト値は128)


oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.CipherModePadding

指定されたJCEプロバイダのCipherクラスで使用される暗号アルゴリズム名、モードおよびパディングのスキーマを定義します。大/小文字は区別されません。次の形式である必要があります。

アルゴリズム名/モード/パディング

オプション

許容値: デフォルト値はAES/CBC/PKCS5Paddingで、それ以外にAES/CBC/PKCS5PaddingまたはAES/GCM/NoPaddingなどがあります。



A.1.2.2 ポリシー配布コンポーネントのクライアントJava Enterprise Editionコンテナ構成(制御プッシュ・モード)

表A-3では、Oracle Entitlements ServerがJava Enterprise Edition (JEE)環境で実行され、制御プッシュ・モードでデータを配布するよう構成されている場合の、ポリシー配布コンポーネントのクライアント構成のパラメータをまとめています。

表A-3 ポリシー配布のクライアント構成、JEE、制御プッシュ・モード

パラメータ名 情報 コンソール名

oracle.security.jps.runtime.pd.client.policyDistributionMode

ポリシー配布モードを指定します。制御された配布は、ポリシー配布コンポーネントによって開始され、セキュリティ・モジュールが最後の配布以降に作成または変更されたポリシー・データを受信することを確認します。

必須

許容値: controlled-push

* ポリシー配布モード

oracle.security.jps.runtime.pd.client.sm_name

セキュリティ・モジュールの名前を定義します。

必須

許容値: セキュリティ・モジュールの名前

* SM名

oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.work_folder

ローカル・キャッシュ・ファイルが格納されるディレクトリの名前を定義します。値が定義されない場合、jps-config.xmlがあるディレクトリに作業ディレクトリが作成されます。適切なセキュリティ・モジュールがJRFドメインに作成された場合、実際の作業フォルダとして使用される指定された作業フォルダまたはデフォルト作業フォルダの下にサーバー名を使用したサブディレクトリが作成されます。

オプション

許容値: ローカル・キャッシュ・ファイルが格納されるディレクトリの名前。このディレクトリは、読取りおよび書込み権限を持っている必要があります。

ローカル・ポリシー作業フォルダ

oracle.security.jps.runtime.pd.client.incrementalDistribution

配布が増分配布またはフラッシュ配布のどちらであるかを定義します。増分配布は、新規および変更されたデータを配布する場合に使用します。フラッシュ配布は、ポリシー・ストア内のすべてのポリシー・オブジェクトを完全に再配布するための準備として、ローカルに保存されたポリシーをクリーンアップするよう、ポリシー配布コンポーネントがセキュリティ・モジュールに通知する場合に使用します。

オプション

許容値:

  • false (このセキュリティ・モジュールのポリシー配布はフラッシュです。)

  • true (デフォルト値。必要な変更ログがポリシー・ストアに保持されている場合、このセキュリティ・モジュールのポリシー配布は増分です。)

増分配布

oracle.security.jps.runtime.pd.client.registrationRetryInterval

セキュリティ・モジュールの開始時に、それ自体をポリシー配布コンポーネントに登録して、ローカル・ポリシー・キャッシュが最新であることを保証します。登録が失敗すると、成功するまで、この時間間隔が経過するたびに再試行します。

オプション

許容値: 秒単位の時間(デフォルト値は5)

登録再試行間隔(秒)

oracle.security.jps.runtime.policyDistributionWaitTime

この値が定義され、ゼロではない場合、セキュリティ・モジュールが最初のポリシー配布が発生するのを待機する時間を指定します。この待機期間中は、最初のポリシー配布が完了するか、構成した期間が過ぎるまで、認可リクエストはブロックされます。

オプション

許容値: 秒単位の時間(デフォルト値は60)

配布待機時間(秒)

oracle.security.jps.runtime.pd.client.RegistrationServerURL

Oracle Entitlements Server管理サーバーのURLを定義します。セキュリティ・モジュールが、開始時にそれ自体をOracle Entitlements Serverに登録する場合に使用します。

必須

許容値: URL

* 登録サーバーURL

oracle.security.jps.runtime.pd.client.backupRegistrationServerURL

Oracle Entitlements Server管理サーバーのバックアップURLを定義します。プライマリURL(前述のパラメータ)が使用できないとき、セキュリティ・モジュールが、開始時にそれ自体をOracle Entitlements Serverに登録する場合に使用します。

オプション (ただし、構成されていないOracle Entitlements Serverフェイルオーバーが動作しない場合)

許容値: URL

バックアップ登録サーバーURL

oracle.security.jps.runtime.pd.client.SMinstanceType

ポリシー配布コンポーネント・クライアントの接続先のセキュリティ・モジュールのタイプを定義します。

必須

許容値:

  • was

  • wls

OESクライアント・インストール中のみ構成されます。

oracle.security.jps.runtime.pd.client.DistributionServiceURL

リモートのポリシー・ディストリビュータがポリシー更新をプッシュするURLを定義します。

必須

許容値: URL


oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.JCEProviderName

使用するJCEプロバイダを定義します。オプションで、大/小文字が区別されます。

オプション

許容値: SunJCE、JsafeJCE(デフォルト値は未定義)値が指定されない場合、デフォルトのJDKプロバイダが使用されます。


oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.CipherKeyLength

指定されたJCEプロバイダのCipherクラスで使用される鍵の長さを定義します。

オプション

許容値: 128、192、256(デフォルト値は128)


oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.CipherModePadding

指定されたJCEプロバイダのCipherクラスで使用される暗号アルゴリズム名、モードおよびパディングのスキーマを定義します。大/小文字は区別されません。次の形式である必要があります。

アルゴリズム名/モード/パディング

オプション

許容値: デフォルト値はAES/CBC/PKCS5Paddingで、それ以外にAES/CBC/PKCS5PaddingまたはAES/GCM/NoPaddingなどがあります。



A.1.2.3 ポリシー配布のクライアント構成(制御プル・モード)

表A-4では、Oracle Entitlements ServerがJEEまたはJSEのいずれかの環境で実行され、制御プル・モードでデータを配布するよう構成されている場合の、ポリシー配布コンポーネントのクライアント構成のパラメータをまとめています。

表A-4 ポリシー配布のクライアント構成、制御プル・モード

パラメータ名 情報 コンソール名

oracle.security.jps.runtime.pd.client.policyDistributionMode

ポリシー配布モードを指定します。制御された配布は、ポリシー配布コンポーネントによって開始され、セキュリティ・モジュールが最後の配布以降に作成または変更されたポリシー・データを受信することを確認します。

必須

許容値: controlled-pull

* ポリシー配布モード

oracle.security.jps.runtime.pd.client.sm_name

セキュリティ・モジュールの名前を定義します。

必須

許容値: セキュリティ・モジュールの名前

* SM名

oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.work_folder

ローカル・キャッシュ・ファイルが格納されるディレクトリの名前を定義します。値が定義されない場合、jps-config.xmlがあるディレクトリに作業ディレクトリが作成されます。適切なセキュリティ・モジュールがJRFドメインに作成された場合、実際の作業フォルダとして使用される指定された作業フォルダまたはデフォルト作業フォルダの下にサーバー名を使用したサブディレクトリが作成されます。

オプション

許容値: ローカル・キャッシュ・ファイルが格納されるディレクトリの名前。このディレクトリは、読取りおよび書込み権限を持っている必要があります。

ローカル・ポリシー作業フォルダ

oracle.security.jps.runtime.pd.client.incrementalDistribution

配布が増分配布またはフラッシュ配布のどちらであるかを定義します。増分配布は、新規および変更されたデータを配布する場合に使用します。フラッシュ配布は、ポリシー・ストア内のすべてのポリシー・オブジェクトを完全に再配布するための準備として、ローカルに保存されたポリシーをクリーンアップするよう、ポリシー配布コンポーネントがセキュリティ・モジュールに通知する場合に使用します。

オプション

許容値:

  • false (セキュリティ・モジュールのポリシー配布はフラッシュです。)

  • true (デフォルト値。必要な変更ログがポリシー・ストアに保持されている場合、このセキュリティ・モジュールのポリシー配布は増分です。)

増分配布

oracle.security.jps.runtime.policyDistributionWaitTime

この値が定義され、ゼロではない場合、セキュリティ・モジュールが最初のポリシー配布が発生するのを待機する時間を指定します。この待機期間中は、最初のポリシー配布が完了するか、構成した期間が過ぎるまで、認可リクエストはブロックされます。

オプション

許容値: 秒単位の時間(デフォルト値は60)

配布待機時間(秒)

oracle.security.jps.pd.client.PollingTimerEnabled

ポリシー・ストアのポリシー更新の定期的な確認を有効化します。ポリシーの変更が予期されない場合、falseに設定して、環境に対するポーリングを無効化することができます。

オプション

許容値:

  • false

  • true (デフォルト値)


oracle.security.jps.pd.client.PollingTimerInterval

ポリシー配布コンポーネントがポリシー・データの変更を確認する時間間隔を定義します。

オプション

許容値: 秒単位の時間(デフォルト値は600)


oracle.security.jps.ldap.root.name

LDAPポリシー・ストアのディレクトリ情報ツリー(DIT)のトップ(ルート)エントリを定義します。

必須

許容値: LDAPポリシー・ストアのディレクトリ情報ツリー(DIT)のトップ(ルート)エントリ

* LDAPルート名

oracle.security.jps.farm.name

LDAPポリシー・ストア内のドメイン・ノードのRDN形式を定義します。

必須

許容値: ドメインの名前

* ファーム名

jdbc.url

データベースを指すURLを指定します。

必須 (Java Database Connectivity APIを使用してポリシー・ストアに接続する場合)

許容値: URL

JDBC URL

jdbc.driver

Java Database Connectivity APIを使用してApache Derbyデータベースに接続する場合のドライバの場所。

必須

許容値: ドライバ

* JDBCドライバ

datasource.jndi.name

JDBCデータ・ソース・インスタンスのJNDI名。インスタンスは、単一ソースまたは複数ソースのデータソースに対応しています。JEEアプリケーションでのみ有効です。データベース・ストアにのみ適用します。

必須

許容値: JNDIデータ・ソースの名前(jdbc/APMDBDSなど)。

データ・ソースJNDI名

security.principal

データベースへのアクセス権を持つユーザーの名前。

必須

許容値: データベース・ユーザー名


security.credential

データベースへのアクセス権を持つユーザーのパスワード。

オプション

許容値: データベース・ユーザーに関連付けられたクリア・テキストのパスワード。クリア・テキストでパスワードを格納するかわりにbootstrap.security.principal.mapを使用します。


bootstrap.security.principal.key

ポリシー・ストアにアクセスするためのパスワード資格証明のキー。資格証明は、資格証明ストア・フレームワーク(CSF)ストアに格納されます。

必須

許容値: CSF資格証明キー

ブートストラップ・セキュリティ・プリンシパル・キー

bootstrap.security.principal.map

ポリシー・ストアにアクセスするためのパスワード資格証明のマップ。資格証明は、CSFストアに格納されます。

必須

許容値: CSF資格証明マップの名前

ブートストラップ・セキュリティ・プリンシパル・マップ

oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.JCEProviderName

使用するJCEプロバイダを定義します。オプションで、大/小文字が区別されます。

オプション

許容値: SunJCE、JsafeJCE(デフォルト値は未定義)値が指定されない場合、デフォルトのJDKプロバイダが使用されます。


oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.CipherKeyLength

指定されたJCEプロバイダのCipherクラスで使用される鍵の長さを定義します。

オプション

許容値: 128、192、256(デフォルト値は128)


oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.CipherModePadding

指定されたJCEプロバイダのCipherクラスで使用される暗号アルゴリズム名、モードおよびパディングのスキーマを定義します。大/小文字は区別されません。次の形式である必要があります。

アルゴリズム名/モード/パディング

オプション

許容値: デフォルト値はAES/CBC/PKCS5Paddingで、それ以外にAES/CBC/PKCS5PaddingまたはAES/GCM/NoPaddingなどがあります。



A.1.2.4 ポリシー配布のクライアント構成(非制御モード)

表A-5では、Oracle Entitlements ServerがJEEまたはJSEのいずれかの環境で実行され、非制御モードでデータを配布するよう構成されている場合の、ポリシー配布コンポーネントのクライアント構成のパラメータをまとめています。

表A-5 ポリシー配布のクライアント構成、非制御モード

パラメータ名 情報 コンソール名

oracle.security.jps.runtime.pd.client.policyDistributionMode

ポリシー配布モードを指定します。制御されない配布は、セキュリティ・モジュールがポリシー・ストアから(または2つの間の中間として機能するコンポーネントから)ポリシー・データを定期的に取得する場合です。

オプション

許容値: non-controlled (デフォルト値)

* ポリシー配布モード


A.1.2.5 ポリシー配布のクライアント構成(混合モード)

表A-4では、PDPがJEEまたはJSEのいずれかの環境で実行され、混合モードでデータを配布するよう構成されている場合の、ポリシー配布コンポーネントのクライアント構成のパラメータをまとめています。混合モードでは、制御プル・モードと非制御モードを組み合せた配布が行われます。

表A-6 ポリシー配布のクライアント構成、混合モード

パラメータ名 情報 コンソール名

oracle.security.jps.runtime.pd.client.policyDistributionMode

ポリシー配布モードを指定します。制御された配布は、ポリシー配布コンポーネントによって開始され、セキュリティ・モジュールが最後の配布以降に作成または変更されたポリシー・データを受信することを確認します。

必須

許容値: mixed

* ポリシー配布モード

oracle.security.jps.runtime.pd.client.sm_name

セキュリティ・モジュールの名前を定義します。

必須

許容値: セキュリティ・モジュールの名前

* SM名

oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.work_folder

ローカル・キャッシュ・ファイルが格納されるディレクトリの名前を定義します。値が定義されない場合、jps-config.xmlがあるディレクトリに作業ディレクトリが作成されます。適切なセキュリティ・モジュールがJRFドメインに作成された場合、実際の作業フォルダとして使用される指定された作業フォルダまたはデフォルト作業フォルダの下にサーバー名を使用したサブディレクトリが作成されます。

オプション

許容値: ローカル・キャッシュ・ファイルが格納されるディレクトリの名前。このディレクトリは、読取りおよび書込み権限を持っている必要があります。

ローカル・ポリシー作業フォルダ

oracle.security.jps.runtime.pd.client.incrementalDistribution

配布が増分配布またはフラッシュ配布のどちらであるかを定義します。増分配布は、新規および変更されたデータを配布する場合に使用します。フラッシュ配布は、ポリシー・ストア内のすべてのポリシー・オブジェクトを完全に再配布するための準備として、ローカルに保存されたポリシーをクリーンアップするよう、ポリシー配布コンポーネントがセキュリティ・モジュールに通知する場合に使用します。

オプション

許容値:

  • false (セキュリティ・モジュールのポリシー配布はフラッシュです。)

  • true (デフォルト値。必要な変更ログがポリシー・ストアに保持されている場合、このセキュリティ・モジュールのポリシー配布は増分です。)

増分配布

oracle.security.jps.runtime.policyDistributionWaitTime

この値が定義され、ゼロではない場合、セキュリティ・モジュールが最初のポリシー配布が発生するのを待機する時間を指定します。この待機期間中は、最初のポリシー配布が完了するか、構成した期間が過ぎるまで、認可リクエストはブロックされます。

オプション

許容値: 秒単位の時間(デフォルト値は60)

配布待機時間(秒)

oracle.security.jps.pd.client.PollingTimerEnabled

ポリシー・ストアのポリシー更新の定期的な確認を有効化します。ポリシーの変更が予期されない場合、falseに設定して、環境に対するポーリングを無効化することができます。

オプション

許容値:

  • false

  • true (デフォルト値)

ポーリング・タイマー

oracle.security.jps.pd.client.PollingTimerInterval

ポリシー配布コンポーネントがポリシー・データの変更を確認する時間間隔を定義します。

オプション

許容値: 秒単位の時間(デフォルト値は600)

ポーリング・タイマー間隔

oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.JCEProviderName

使用するJCEプロバイダを定義します。オプションで、大/小文字が区別されます。

オプション

許容値: SunJCE、JsafeJCE(デフォルト値は未定義)値が指定されない場合、デフォルトのJDKプロバイダが使用されます。

なし

oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.CipherKeyLength

指定されたJCEプロバイダのCipherクラスで使用される鍵の長さを定義します。

オプション

許容値: 128、192、256(デフォルト値は128)

なし

oracle.security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.CipherModePadding

指定されたJCEプロバイダのCipherクラスで使用される暗号アルゴリズム名、モードおよびパディングのスキーマを定義します。大/小文字は区別されません。次の形式である必要があります。

アルゴリズム名/モード/パディング

オプション

許容値: デフォルト値はAES/CBC/PKCS5Paddingで、それ以外にAES/CBC/PKCS5PaddingまたはAES/GCM/NoPaddingなどがあります。

なし

混合モードでは、セキュリティ・モードではなく、ポリシー・ストアの次の9個のプロパティを構成する必要があります。A.4項「ポリシー・ストア・サービス構成」を参照してください。

oracle.security.jps.ldap.root.name

LDAPポリシー・ストアのディレクトリ情報ツリー(DIT)のトップ(ルート)エントリを定義します。

必須

許容値: LDAPポリシー・ストアのディレクトリ情報ツリー(DIT)のトップ(ルート)エントリ

* LDAPルート名

oracle.security.jps.farm.name

LDAPポリシー・ストア内のドメイン・ノードのRDN形式を定義します。

必須

許容値: ドメインの名前

* ファーム名

jdbc.url

データベースを指すURLを指定します。

必須 (Java Database Connectivity APIを使用してポリシー・ストアに接続する場合)

許容値: URL

JDBC URL

jdbc.driver

Java Database Connectivity APIを使用してApache Derbyデータベースに接続する場合のドライバの場所。

必須

許容値: ドライバ

* JDBCドライバ

datasource.jndi.name

JDBCデータ・ソース・インスタンスのJNDI名。インスタンスは、単一ソースまたは複数ソースのデータソースに対応しています。JEEアプリケーションでのみ有効です。データベース・ストアにのみ適用します。

必須

許容値: JNDIデータ・ソースの名前(jdbc/APMDBDSなど)。

データ・ソースJNDI名

security.principal

データベースへのアクセス権を持つユーザーの名前。

必須

許容値: データベース・ユーザー名

ユーザー名

security.credential

データベースへのアクセス権を持つユーザーのパスワード。

必須

許容値: データベース・ユーザーに関連付けられたパスワード。

パスワード

bootstrap.security.principal.key

ポリシー・ストアにアクセスするためのパスワード資格証明のキー。資格証明は、資格証明ストア・フレームワーク(CSF)ストアに格納されます。

必須

許容値: CSF資格証明キー

ブートストラップ・セキュリティ・プリンシパル・キー

bootstrap.security.principal.map

ポリシー・ストアにアクセスするためのパスワード資格証明のマップ。資格証明は、CSFストアに格納されます。

必須

許容値: CSF資格証明マップの名前

ブートストラップ・セキュリティ・プリンシパル・マップ


A.2 セキュリティ・モジュール構成

この項では、セキュリティ・モジュールの様々なタイプおよびそのプロキシ・クライアントの構成を説明します。

A.2.1 Javaセキュリティ・モジュール

表A-7では、JSEまたはJEEコンテナのいずれかに埋め込まれているJavaセキュリティ・モジュールを構成するパラメータをまとめています。

表A-7 Javaセキュリティ・モジュールの構成パラメータ

パラメータ名 情報 コンソール名

oracle.security.jps.policystore.rolemember.cache.type

ロール・メンバーのキャッシュ・タイプを定義します。J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

オプション

許容値

  • SOFT(メモリーが不足している場合、このタイプのキャッシュのクリーンアップはガベージ・コレクタに依存します)

  • WEAK (このタイプのキャッシュの動作は、タイプSOFTのキャッシュとよく似ていますが、ガベージ・コレクタによってより頻繁にクリーンアップされます。)

  • STATIC (デフォルト値。キャッシュ・オブジェクトは静的にキャッシュされ、FIFOなど、適用されたキャッシュ戦略に応じてのみ明示的にクリーンアップされます。このタイプのキャッシュは、ガベージ・コレクタによってクリーンアップされません。)

ロールメンバー・キャッシュ・タイプ

oracle.security.jps.policystore.rolemember.cache.strategy

ロール・メンバーのキャッシュで使用する方針のタイプを定義します。J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

オプション

許容値

  • NONE (リフレッシュまたは再起動が実行されるまで、キャッシュにあるすべてのエントリは増大し続けます。キャッシュのサイズを制御することはできません。使用はお薦めできませんが、ポリシーのフットプリントがきわめて小さい場合には効率的です。)

  • FIFO (デフォルト値。キャッシュでは、先入れ先出し方針が実装されます。)

ロールメンバー・キャッシュ方式

oracle.security.jps.policystore.rolemember.cache.size

ロール・メンバーのキャッシュに維持するロール数を定義します。J2EEアプリケーションおよびJ2SEアプリケーションで有効です。LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

オプション

許容値: 数値(デフォルト値は1000)

ロールメンバー・キャッシュ・サイズ

oracle.security.jps.policystore.rolemember.cache.warmup.enable

アプリケーション・ロールのメンバーシップ・キャッシュの作成方法を制御します。J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

オプション

許容値

  • true (キャッシュはサーバーの起動時に作成されます。ユーザーおよびグループの数がアプリケーション・ロールの数を大きく上回っている場合に使用します。)

  • false (デフォルト値。キャッシュは必要に応じて(遅延ロードの場合などに)作成されます。アプリケーション・ロールの数が非常に多い場合に使用します。)

ロールメンバー・キャッシュ・ウォームアップ有効

oracle.security.jps.policystore.policy.lazy.load.enable

ポリシーの遅延ロードを有効または無効にします。J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

オプション

許容値

  • false

  • true (デフォルト値)

ポリシー遅延ロード有効

oracle.security.jps.policystore.policy.cache.strategy

権限キャッシュで使用する方針のタイプを定義します。J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

オプション

許容値

  • NONE (リフレッシュまたは再起動が実行されるまで、キャッシュにあるすべてのエントリは増大し続けます。キャッシュのサイズを制御することはできません。使用はお薦めできませんが、ポリシーのフットプリントがきわめて小さい場合には効率的です。)

  • PERMISSION_FIFO (デフォルト値。キャッシュでは、先入れ先出し方針が実装されます。)

ポリシー・キャッシュ方式

oracle.security.jps.policystore.policy.cache.size

権限キャッシュに維持する権限の数を定義します。J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

オプション

許容値: 数値(デフォルト値は1000)

ポリシー・キャッシュ・サイズ

oracle.security.jps.policystore.cache.updateable

ポリシー・キャッシュがポリシー・データでの管理操作用に増分更新されるかどうかを定義します。

オプション

許容値

  • false

  • true (デフォルト値)

ポリシー・キャッシュ更新可能

oracle.security.jps.policystore.refresh.enable

ポリシー・ストアのリフレッシュを有効または無効にします。このプロパティを設定した場合、oracle.security.jps.ldap.cache.enableは設定できません。J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

オプション

許容値:

  • false

  • true (デフォルト値)

リフレッシュ有効

oracle.security.jps.policystore.refresh.purge.timeout

ポリシー・ストア・キャッシュを消去するまでの時間(ミリ秒)を定義します。J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

オプション

許容値: ミリ秒単位の時間。デフォルト値は43200000 (12時間)です。

リフレッシュ・パージ・タイムアウト(ミリ秒)

oracle.security.jps.ldap.policystore.refresh.interval

ポリシー・ストアが変更確認のためにポーリングされる時間間隔を定義します。J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

オプション

許容値: ミリ秒単位の時間。デフォルト値は600000 (10分)です。

リフレッシュ・パージ間隔(ミリ秒)

oracle.security.jps.pdp.missingAppPolicyQueryTTL

存在しないアプリケーション(ApplicationPolicy)オブジェクトの頻繁な問合せを回避する時間間隔を定義します。

オプション

許容値: ミリ秒単位の存続時間(デフォルト値は60000)

アプリケーション・ポリシー問合せTTLなし

oracle.security.jps.pdp.AuthorizationDecisionCacheEnabled

認可キャッシュを有効にするかどうかを指定します。J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。XMLストア、LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

オプション

許容値

  • false

  • true (デフォルト値)

デシジョン・キャッシュ有効

oracle.security.jps.pdp.AuthorizationDecisionCacheEvictionCapacity

維持する認可セッションとロール・マッピング・セッションの最大数を定義します。最大数に達すると、古いセッションが削除され、必要になったときに再確立されます。J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。XMLストア、LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

オプション

許容値: 数値(デフォルト値は500)

デシジョン・キャッシュ追出し容量

oracle.security.jps.pdp.AuthorizationDecisionCacheEvictionPercentage

削除容量に達したときに削除するセッションの比率を定義します。J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。XMLストア、LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

オプション

許容値: 数値(デフォルト値は10)

デシジョン・キャッシュ追出しパーセンテージ

oracle.security.jps.pdp.AuthorizationDecisionCacheTTL

セッション・データをキャッシュする秒数を定義します。J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。XMLストア、LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

オプション

許容値: 秒単位の時間(デフォルト値は60)

デシジョン・キャッシュTTL(秒)

oracle.security.jps.pdp.anonymousrole.enable

ポリシー・マッチングのために匿名ロールを匿名サブジェクトに追加する必要があるかどうかを指定します。

オプション

許容値

  • false

  • true (デフォルト値)

匿名ロール有効

oracle.security.jps.pdp.authenticatedrole.enable

ポリシー・マッチングのために認証ロールを認証サブジェクトに追加する必要があるかどうかを指定します。

オプション

許容値

  • false

  • true (デフォルト値)

認証済ロール有効

oracle.security.jps.pdp.ComputeAppRolesOnceOnBulkAtz

単一バルクの認可コール内でのアプリケーション・ロールの計算回数を1回のみにするかどうかを指定します。たとえば、クライアントがcheckBulkAuthorization()メソッドをコールし、10個のリソースを渡した場合、値がtrueの場合はロールは全体で1回計算され、パラメータがfalseの場合は個別のリソースごとに1回ずつ(合計10回)計算されます。

オプション

許容値

  • false

  • true (デフォルト値)


oracle.security.jps.pdp.AuthorizationPerUserDecisionCacheSize

サブジェクトごとにキャッシュされる認可決定の最大数を指定します。第2レベルのデシジョン・キャッシュ・サイズがこのサイズに到達すると、キャッシュから決定が削除されます。

オプション

許容値: 決定の数(デフォルト値は1000)



A.2.2 Webサービス・セキュリティ・モジュール

表A-8では、JSEまたはJEEコンテナのいずれかに埋め込まれているWebサービス・セキュリティ・モジュールを構成するパラメータをまとめています。

表A-8 Webサービス・セキュリティ・モジュールの構成パラメータ

パラメータ名 情報 コンソール名

oracle.security.jps.pdp.wssm.WSServiceRegistryPortNumber

Webサービス・セキュリティ・モジュールがリスニングするポートを定義します。

必須

許容値: ポート番号


oracle.security.jps.pdp.wssm.WSServiceRegistryHost

Webサービス・セキュリティ・モジュールが実行中のサーバーの名前を定義します。

オプション

許容値: サーバー名(デフォルト値はlocalhost)


oracle.security.jps.pdp.wssm.Protocol

ポリシー配布コンポーネントのクライアントとサーバー間で使用されるトランスポート・プロトコルを定義します。

オプション

許容値

  • https

  • http (デフォルト値)


oracle.security.jps.pdp.sm.IdentityCacheEnabled

アイデンティティ・キャッシュを使用するかどうかを指定します。デフォルト値はtrueです。設定されない場合、デフォルトでアイデンティティ・キャッシュが使用されます。

オプション

許容値: true/false


oracle.security.jps.pdp.sm.IdentityMaxCacheSize

情報をキャッシュするユーザーの最大数を指定します。最大数に達すると、古いレコードが削除され、必要になったときに再確立されます。

オプション

許容値: 数値


oracle.security.jps.pdp.sm.IdentityCacheEvictionPercentage

キャッシュが最大サイズに達したときに削除する必要があるアイデンティティの比率を指定します。

オプション

許容値: 比率を示す数値


oracle.security.jps.pdp.sm.IdentityCachedEntryTTL

アイデンティティ・キャッシュ・レコードの存続時間を指定します。

オプション

許容値: 秒単位の時間


oracle.security.jps.pdp.wssm.responseContext

複数のAppContextレスポンスのデータを単一のAppContextレスポンスにマージするかどうかを指定します。

オプション

許容値

  • Merged

  • Unmerged (デフォルト値)


oracle.security.jps.pdp.wssm.ssl.identityKeyStoreFileName

Webサービス・セキュリティ・モジュールのクライアント証明書が格納されるアイデンティティ・キー・ストア・ファイルの名前を定義します。リモート・クライアントとWebサービス・セキュリティ・モジュール間のSSL通信に使用されます。

オプション

許容値: アイデンティティ・キー・ストア・ファイルの名前


oracle.security.jps.pdp.wssm.ssl.trustKeyStoreFileName

CA証明書が格納される信頼キー・ストア・ファイルの名前を定義します。リモート・クライアントとWebサービス・セキュリティ・モジュール間のSSL通信に使用されます。

オプション

許容値: 信頼キー・ストア・ファイルの名前


oracle.security.jps.pdp.wssm.ssl.identityKeyStoreKeyAlias

Webサービス・セキュリティ・モジュールとリモート・クライアント間のSSL通信に使用される、Webサービス・セキュリティ・モジュールのクライアント証明書を識別するために使用されるアイデンティティ・キー別名を指定します。許容値: アイデンティティ・キー別名

オプション

許容値: アイデンティティ・キー別名


oracle.security.jps.pdp.wssm.WSLoggingSoapHandlerEnabled

Webサービス・セキュリティ・モジュールのEnvelopLoggingSOAPHandlerであるWebサービスSOAPメッセージ・ハンドラのロギングを有効化します。

オプション

許容値

  • true

  • false(デフォルト値)



A.2.3 WebLogic Server上のWebサービス・セキュリティ・モジュール

表A-9では、WebLogic Server上のWebサービス・セキュリティ・モジュールを構成するパラメータをまとめています。

表A-9 WebLogic上のWebサービス・セキュリティ・モジュールの構成パラメータ

パラメータ名 情報 コンソール名

oracle.security.jps.pdp.wssm.WSServiceRegistryPortNumber

Webサービス・セキュリティ・モジュールがリスニングするポートを定義します。

必須

許容値: ポート番号


oracle.security.jps.pdp.wssm.WSServiceRegistryHost

Webサービス・セキュリティ・モジュールが実行中のサーバーの名前を定義します。

オプション

許容値: サーバー名(デフォルト値はlocalhost)


oracle.security.jps.pdp.wssm.Protocol

ポリシー配布コンポーネントのクライアントとサーバー間で使用されるトランスポート・プロトコルを定義します。

オプション

許容値

  • https

  • http (デフォルト値)


oracle.security.jps.pdp.wssm.WSServiceRegistryContextName

キャッシュが使用されているWebLogic Server上にデプロイされているWebサービスのコンテキスト名を指定します。設定されない場合、デフォルトでアイデンティティ・キャッシュは使用されます。

必須

許容値: Ssmws


oracle.security.jps.pdp.sm.IdentityCacheEnabled

アイデンティティ・キャッシュが有効化されているかどうかを指定します。デフォルトで有効化されます。

オプション

許容値: true(デフォルト)/false


oracle.security.jps.pdp.sm.IdentityMaxCacheSize

アイデンティティ・キャッシュの最大サイズを指定します。

オプション

許容値: サイズを示す数値(デフォルト値は20000)


oracle.security.jps.pdp.sm.IdentityCacheEvictionPercentage

アイデンティティ・キャッシュが最大サイズに達したときに削除するアイデンティティの比率を指定します。

オプション

許容値: 20%


oracle.security.jps.pdp.sm.IdentityCachedEntryTTL

アイデンティティ・キャッシュ内のアイデンティティ・レコードの存続時間(TTL)を秒数で指定します。

オプション

許容値: 3600秒(デフォルト)


oracle.security.jps.pdp.wssm.responseContext

返されるAppContextが、単一レスポンスまたはすべてのAppContextレスポンスのデータをマージしたセットのどちらであるかを指定します。

オプション

許容値: Merged/Unmerged(デフォルト)


oracle.security.jps.pdp.wssm.WSLoggingSoapHandlerEnabled

Webサービス・セキュリティ・モジュールのEnvelopLoggingSOAPHandlerであるWebサービスSOAPメッセージ・ハンドラのロギングを有効化します。

オプション

許容値

  • true

  • false(デフォルト値)



A.2.4 RMIセキュリティ・モジュール

表A-10では、JSEまたはJEEコンテナのいずれかに埋め込まれているRMIセキュリティ・モジュールを構成するパラメータをまとめています。


注意:

この構成は、スタンドアロン・デプロイメント用です。

表A-10 RMIセキュリティ・モジュールの構成パラメータ

パラメータ名 情報 コンソール名

oracle.security.jps.pdp.rmism.RMIRegistryPortNumber

RMIセキュリティ・モジュールがRMIサーバーをリスニングするポートを定義します。

必須

許容値: ポート番号


oracle.security.jps.pdp.rmism.UseSSL

RMIセキュリティ・モジュールとRMIサーバー間のセキュアな通信にSSLプロトコルを使用するかどうかを定義します。

オプション

許容値

  • true

  • false (デフォルト)


oracle.security.jps.pdp.sm.IdentityCacheEnabled

アイデンティティ・キャッシュを使用するかどうかを指定します。設定されない場合、デフォルトでアイデンティティ・キャッシュは使用されます。

オプション

許容値: true/false


oracle.security.jps.pdp.sm.IdentityMaxCacheSize

情報をキャッシュするユーザーの最大数を指定します。最大数に達すると、古いレコードが削除され、必要になったときに再確立されます。

オプション

許容値: 数値


oracle.security.jps.pdp.sm.IdentityCacheEvictionPercentage

キャッシュが最大サイズに達したときに削除する必要があるアイデンティティの比率を指定します。

オプション

許容値: 比率を表す数値


oracle.security.jps.pdp.sm.IdentityCachedEntryTTL

アイデンティティ・キャッシュ・レコードの存続時間を指定します。

オプション

許容値: 秒単位の時間



A.2.5 WebLogic Serverセキュリティ・モジュール

表A-11では、JEEコンテナに埋め込まれているWebLogic Server (WLS)セキュリティ・モジュールを構成するパラメータをまとめています。これらのパラメータは、WLSセキュリティ・モジュールがPEPとして使用するよう構成される場合のみ、使用されます。

表A-11 WebLogic Serverセキュリティ・モジュールの構成パラメータ

パラメータ名 情報 コンソール名

UndefinedApplicationEffect

アプリケーションがポリシー・ストアに定義されていない場合、プロバイダが返す必要がある影響(GRANT、DENY)を指定します。

オプション

許容値

  • permit(デフォルト)

  • abstain

  • deny

WebLogic Server管理コンソールで設定します。値はWebLogicドメインのconfig.xmlに保存されます。

NoApplicablePolicyEffect

適用可能なポリシーが見つからない場合、プロバイダが返す必要がある影響を指定します。

オプション

許容値

  • deny(デフォルト値はクローズされたシステムを表します)

  • abstain

  • permit (オープンなシステムを表します。)

WebLogic Server管理コンソールで設定します。値はWebLogicドメインのconfig.xmlに保存されます。


A.2.6 WebLogic Serverセキュリティ・モジュールの検出モード

表A-12では、検出モードを有効化するためのパラメータをまとめています。詳細は、9.4.2項「WebLogic Serverリソースの検出」を参照してください。

表A-12 WebLogic Serverの検出モードのパラメータ

パラメータ名 情報 コンソール名

oracle.security.jps.discoveryMode

デフォルトでは、検出モードはオフです。

オプション

許容値

  • true

  • false

jps-config.xmlのみ

oracle.security.jps.discoveredPolicyDir

検出結果が定義されているディレクトリの絶対パスを指定します。

オプション(検出モードが有効化されている場合は必須)

許容値: ディレクトリの絶対パス

jps-config.xmlのみ

oracle.security.jps.discoveredResourceIsHierarchical

リソースが階層型かどうかを指定します。

オプション

許容値

  • true

  • false

jps-config.xmlのみ

oracle.security.jps.discoveredResourceNameDelimiter

リソース名を区切るデリミタを指定します。

オプション(リソースが階層型として定義されている場合は必須)

許容値: 任意の有効なリソース名デリミタ(WLS SMとOSB SMで使用する場合は値は「/」である必要があります)

jps-config.xmlのみ


A.3 PDPプロキシ・クライアントの構成

この項では、RMIとWebサービスのセキュリティ・モジュールで使用可能なPDPプロキシ・クライアントの構成について説明します。

A.3.1 Webサービス・セキュリティ・モジュールのPDPプロキシ・クライアント

表A-13では、Webサービス・セキュリティ・モジュールのPDPプロキシ・クライアントを構成するパラメータをまとめています。

表A-13 Webサービス・プロキシ・クライアントの構成パラメータ

パラメータ名 情報 コンソール名

oracle.security.jps.pdp.PDPTransport

Oracle Entitlements Serverと通信するためにマルチ・プロトコル・セキュリティ・モジュールによって使用される、基礎となるプロトコルを指定します。

必須

許容値: デフォルト値はありません。Webサービス・セキュリティ・モジュールでは、常にXACMLが使用可能です。

  • WS

  • RMI


oracle.security.jps.pdp.proxy.PDPAddress

Webサービス・セキュリティ・モジュールのホストおよびポート番号を指定します。たとえば、http://dadvml0134:9015などです。

オプション

許容値: URIのカンマ区切りリスト(複数のアドレスが指定されている場合、最初がプライマリ、残りがバックアップとみなされます。)


oracle.security.jps.pdp.proxy.RequestTimeoutMilliSecs

リモートPDP (RMIまたはWebサービスのセキュリティ・モジュール)が応答しない場合、認可リクエストがタイムアウトになる時間間隔を定義します。

オプション

許容値: ミリ秒単位の時間(デフォルト値は10000)


oracle.security.jps.pdp.proxy.FailureRetryCount

代替フェイルオーバー・サーバーを試行する前に試行する回数を指定します。

オプション

許容値: 数値(デフォルト値は3)


oracle.security.jps.pdp.proxy.FailbackTimeoutMilliSecs

失敗したプライマリ・サーバーがフェイルオーバーのために再試行するまでの時間間隔を指定します。

オプション

許容値: ミリ秒単位の時間(デフォルト値は180000)


oracle.security.jps.pdp.proxy.SynchronizationIntervalMilliSecs

状態を同期するために、PDPプロキシがPDPサーバーをポーリングする頻度を定義します。たとえば、この間隔は、認可キャッシュをフラッシュする必要があるかどうかを定期的にチェックするために使用されます。

オプション

許容値: ミリ秒単位の時間(デフォルト値は60)


oracle.security.jps.pdp.proxy.wssm.ssl.identityKeyStoreFileName

Webサービス・セキュリティ・モジュールのクライアント証明書が格納されるアイデンティティ・キー・ストア・ファイルの名前を定義します。クライアントとWebサービス・セキュリティ・モジュール間のSSL通信に使用されます。

オプション

許容値: アイデンティティ・キー・ストア・ファイルの名前


oracle.security.jps.pdp.proxy.wssm.ssl.trustKeyStoreFileName

Webサービス・セキュリティ・モジュールのCA証明書が格納される信頼キー・ストア・ファイルの名前を定義します。クライアントとWebサービス・セキュリティ・モジュール間のSSL通信に使用されます。

オプション

許容値: 信頼キー・ストア・ファイルの名前


oracle.security.jps.pdp.proxy.wssm.ssl.identityKeyStoreKeyAlias

Webサービス・クライアント証明書の別名を指定します。クライアントとWebサービス・セキュリティ・モジュール間のSSL通信に使用されます。

オプション

許容値: アイデンティティ・キー・ストアの別名(アイデンティティ・キー・ストアに別名が1つのみ存在する場合、この値を指定する必要はありません。)


oracle.security.jps.pdp.proxy.wssm.protocol

ポリシー配布コンポーネントのクライアントとサーバー間で使用されるトランスポート・プロトコルを定義します。

オプション

許容値

  • https

  • http (デフォルト値)



A.3.2 RMIセキュリティ・モジュールのPDPプロキシ・クライアント

表A-14では、RMIセキュリティ・モジュールのPDPプロキシ・クライアントを構成するパラメータをまとめています。

表A-14 PDP RMIプロキシ・クライアントの構成パラメータ

パラメータ名 情報 コンソール名

oracle.security.jps.pdp.PDPTransport

Oracle Entitlements Serverと通信するためにマルチ・プロトコル・セキュリティ・モジュールによって使用される、基礎となるプロトコルを指定します。

必須

許容値: デフォルト値はありません。RMIセキュリティ・モジュールでは、常にXACMLが使用可能です。

  • WS

  • RMI


oracle.security.jps.pdp.proxy.PDPAddress

RMIセキュリティ・モジュールのホストおよびポート番号を指定します。たとえば、rmi://localhost:9400などです。

必須

許容値: URIのカンマ区切りリスト(複数のアドレスが指定されている場合、最初がプライマリ、残りがバックアップとみなされます。)


oracle.security.jps.pdp.proxy.RequestTimeoutMilliSecs

リモートPDP (RMIまたはWebサービスのセキュリティ・モジュール)が応答しない場合、認可リクエストがタイムアウトになる時間間隔を定義します。

オプション

許容値: ミリ秒単位の時間(デフォルト値は10000)


oracle.security.jps.pdp.proxy.FailureRetryCount

代替フェイルオーバー・サーバーを試行する前に試行する回数を指定します。

オプション

許容値: 数値(デフォルト値は3)


oracle.security.jps.pdp.proxy.FailbackTimeoutMilliSecs

失敗したプライマリ・サーバーがフェイルオーバーのために再試行するまでの時間間隔を指定します。

オプション

許容値: ミリ秒単位の時間(デフォルト値は180000)


oracle.security.jps.pdp.proxy.SynchronizationIntervalMilliSecs

状態を同期するために、PDPプロキシがPDPサーバーをポーリングする頻度を定義します。たとえば、この間隔は、認可キャッシュをフラッシュする必要があるかどうかを定期的にチェックするために使用されます。

オプション

許容値: ミリ秒単位の時間(デフォルト値は60)



A.4 ポリシー・ストア・サービス構成

表A-15では、ポリシー・ストア・サービスの構成パラメータをまとめています。

表A-15 ポリシー・ストア・サービスの構成パラメータ

パラメータ名 情報 コンソール名

ldap.url

LDAPポリシー・ストアのURLを定義します。JEEアプリケーションおよびJSEアプリケーションで有効で、LDAPストアにのみ適用します。

必須

許容値: LDAPポリシー・ストアのURIで、形式はldap://host:portです。


max.search.filter.length

検索フィルタの最大長を定義します。

必須

許容値: 検索フィルタの最大長を定義する整数(1024など)


oracle.security.jps.ldap.root.name

LDAPポリシー・ストア内のルート・ノードのRDN形式を定義します。JEEアプリケーションおよびJSEアプリケーションで有効です。LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

必須

許容値: jpsコンテキストのルート名(cn=jpsrootなど)。


oracle.security.jps.farm.name

LDAPポリシー・ストア内のルート・ノードのRDN形式を定義します。JEEアプリケーションおよびJSEアプリケーションで有効です。LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

必須

許容値: ドメインのファーム名(cn=base_domainなど)。


oracle.security.jps.policystore.resourcetypeenforcementmode

次のいずれかのチェックに合格しなかった場合に、例外のスローを制御します。

  • 2つのリソース・タイプが同じパーミッション・クラスの場合、そのパーミッションはResourcePermissionまたは拡張AbstractTypedPermissionでなければならず、この最後のリソース・タイプが作成不可能であることの確認。

  • すべてのパーミッションにリソース・タイプが定義されており、リソース・マッチャ・パーミッション・クラスと付与するパーミッションが一致することの確認。

JEEアプリケーションおよびJSEアプリケーションで有効です。LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

オプション

許容値

  • strict (前述のいずれかのチェックで失敗すると、例外がスローされ、操作が中止されます。)

  • lenient (デフォルト値。前述のいずれかのチェックで失敗しても、例外はスローされず、操作は中断せずに続行され、検出されたすべての矛盾が記録されます。)


bootstrap.security.principal.key

CSFストアに格納されている、LDAPポリシー・ストアにアクセスするためのパスワード資格証明の鍵を定義します。JEEアプリケーションおよびJSEアプリケーションで有効です。LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

必須

許容値: 資格証明のキー名(oes_sm_keyなど)。出荷時の値はbootstrapです。


bootstrap.security.principal.map

CSFストアに格納されている、LDAPポリシー・ストアにアクセスするためのパスワード資格証明のマップを定義します。JEEアプリケーションおよびJSEアプリケーションで有効です。LDAPストアおよびデータベース・ストアに適用します。

必須

許容値: 資格証明のマップ名(oes_sm_mapなど)。デフォルト値はBOOTSTRAP_JPSです。


jdbc.driver

JDBCドライバの名前を定義します。

必須

許容値: JDBCドライバの名前。


jdbc.url

JDBCドライバ接続URLを定義します。

必須

許容値: JDBCドライバの接続URL。