この章では、Directory Server Enterprise EditionからOracle Unified Directoryへの移行後に役立つ情報について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
OUDは弾力性のあるスケーラビリティ、高可用性、優れたパフォーマンスおよび企業管理の容易性を備えているため、事業の成長に応じて拡大する通信業者レベルのサービスを提供します。OUDへの移行を完了した後、ディレクトリ・サービスを改善および拡張する付加価値機能をデプロイできます。
独特なレプリケーション・ゲートウェイを備えたOUDは、DIPおよびOVDと組み合せることで、業界で最初かつ唯一のJavaベースの統合ディレクトリ・ソリューションとして機能します。企業が現在直面している断片化したソリューションの課題に対応し、総所有コストを大幅に削減します。
最後に、OUDはLDAP標準に従ってOracle Fusion Middlewareプラットフォームと統合されるため、OUDへの移行により、ディレクトリ・サービスを既存のアプリケーションと簡単に連携させることが可能になり、広範囲のFusion Middlewareソリューションでディレクトリ内のデータの価値を最大化します。
OUDの詳細は、次のリソースを参照してください。
Oracle Unified Directoryリリース・ノート
Oracle Unified Directoryの管理
Oracle Unified Directory開発者ガイド
Oracle Unified Directoryのインストール
Oracle Technology Network WebサイトのOracle Directory Servicesページ(http://www.oracle.com/us/products/middleware/identity-management/directory-services/overview/index.html
)