この付録では、Oracle B2BのTA1確認機能について説明します。
HIPAAメッセージは、情報交換に使用します。HIPAAメッセージは、交換確認(TA1)の送信に必要です。
この付録の項は次のとおりです。
HIPAAドキュメントの場合、起案者と応答者の間で様々な確認を交換します。
起案者がメッセージを送信した場合の様々な確認を、優先度順に次に示します。
TA1: 交換レベル確認
997/999: 機能確認(5010以降のバージョンの場合は999)
図K-1に示すように、インバウンド・ビジネス・メッセージに対してTA1または997/999が送信されると、メッセージ・フローが完了します。
注意: TA1ドキュメントは、Oracle B2Bでは事前にシードされているZIPファイルとして用意されています。 |
図K-2に、TA1ドキュメント定義のサンプルを示します。
図K-3に、TA1アグリーメントのサンプルを示します。
インバウンド・メッセージとアウトバウンド・メッセージの両方向でTA1を使用するように、Oracle B2Bを構成できます。
インバウンド・メッセージの場合、EDI位置のISA14ペイロード値が0
または1
のどちらであるかによって、Oracle B2BがTA1確認を送信する必要があるかどうかが決まります。この値が1
の場合、交換をチェックし、取引パートナにTA1を送信します。
アウトバウンド・メッセージの場合、Oracle B2Bコンソールで、Oracle B2Bが取引パートナからのTA1確認を待機する必要があるかどうかを構成できます。
TA1を構成するには:
Oracle B2Bコンソールにログオンします。
「管理」をクリックし、「ドキュメント」をクリックします。
「ドキュメント」ナビゲーション・パネルの「ドキュメント・プロトコル」で、EDI_X12をクリックします。
ドキュメント・プロトコル・バージョンを作成し、4010
という名前を付けます。
右側の「ドキュメント・プロトコル・バージョン」セクションの「交換」タブをクリックします。
図K-4に示すように、「TA1」リストから次のどちらかを選択します。
常に: 常にTA1確認を受信します。
OnError: メッセージにエラーが存在する場合のみTA1確認を受信します。
「保存」をクリックします。