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Oracle® Fusion Middleware Oracle B2Bユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1.9)
B61381-07
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K TA1確認

この付録では、Oracle B2BのTA1確認機能について説明します。

HIPAAメッセージは、情報交換に使用します。HIPAAメッセージは、交換確認(TA1)の送信に必要です。

この付録の項は次のとおりです。

K.1 概要

HIPAAドキュメントの場合、起案者と応答者の間で様々な確認を交換します。

起案者がメッセージを送信した場合の様々な確認を、優先度順に次に示します。

  • TA1: 交換レベル確認

  • 997/999: 機能確認(5010以降のバージョンの場合は999)

図K-1に示すように、インバウンド・ビジネス・メッセージに対してTA1または997/999が送信されると、メッセージ・フローが完了します。


注意:

TA1ドキュメントは、Oracle B2Bでは事前にシードされているZIPファイルとして用意されています。

図K-2に、TA1ドキュメント定義のサンプルを示します。

図K-2 TA1ドキュメント定義のサンプル

図K-2の説明が続きます
「図K-2 TA1ドキュメント定義のサンプル」の説明

図K-3に、TA1アグリーメントのサンプルを示します。

図K-3 TA1アグリーメントのサンプル

図K-3の説明が続きます
「図K-3 TA1アグリーメントのサンプル」の説明

K.2 TA1の構成

インバウンド・メッセージとアウトバウンド・メッセージの両方向でTA1を使用するように、Oracle B2Bを構成できます。

K.2.1 インバウンド方向のTA1

インバウンド・メッセージの場合、EDI位置のISA14ペイロード値が0または1のどちらであるかによって、Oracle B2BがTA1確認を送信する必要があるかどうかが決まります。この値が1の場合、交換をチェックし、取引パートナにTA1を送信します。

K.2.2 アウトバウンド方向のTA1

アウトバウンド・メッセージの場合、Oracle B2Bコンソールで、Oracle B2Bが取引パートナからのTA1確認を待機する必要があるかどうかを構成できます。

TA1を構成するには:

  1. Oracle B2Bコンソールにログオンします。

  2. 「管理」をクリックし、「ドキュメント」をクリックします。

  3. 「ドキュメント」ナビゲーション・パネルの「ドキュメント・プロトコル」で、EDI_X12をクリックします。

  4. ドキュメント・プロトコル・バージョンを作成し、4010という名前を付けます。

  5. 右側の「ドキュメント・プロトコル・バージョン」セクションの「交換」タブをクリックします。

  6. 図K-4に示すように、「TA1」リストから次のどちらかを選択します。

    • 常に: 常にTA1確認を受信します。

    • OnError: メッセージにエラーが存在する場合のみTA1確認を受信します。

  7. 「保存」をクリックします。