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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence基礎ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
E64853-01
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条件式

ここで説明する条件式は、ある形式から別の形式に値を変換する式を作成するための構築ブロックです。


注意:

  • CASE文では、ANDの優先度がORよりも高くなります

  • 文字列は一重引用符で囲む必要があります。


説明
CASE (If)
CASE
 WHEN score-par < 0 THEN 'Under Par'
 WHEN score-par = 0 THEN 'Par'
 WHEN score-par = 1 THEN 'Bogie'
 WHEN score-par = 2 THEN 'Double Bogey'
 ELSE 'Triple Bogey or Worse'
END
WHEN条件を評価し、条件を満たす場合は対応するTHEN式の値が割り当てられます。

一致するWHEN条件がない場合は、ELSE式に指定されているデフォルト値が割り当てられます。ELSE式が指定されていない場合は、ELSE NULLが自動的に追加されます。

CASE (Switch)
CASE Score-par
 WHEN -5 THEN 'Birdie on Par 6'
 WHEN -4 THEN 'Must be Tiger'
 WHEN -3 THEN 'Three under par'
 WHEN -2 THEN 'Two under par'
 WHEN -1 THEN 'Birdie'
 WHEN 0 THEN 'Par'
 WHEN 1 THEN 'Bogey'
 WHEN 2 THEN 'Double Bogey'
 ELSE 'Triple Bogey or Worse'
END
CASE (Lookup)とも呼ばれます。最初の式の値が確認され、次にWHEN式が評価されます。最初の式がいずれかのWHEN式と一致する場合は、対応するTHEN式の値が割り当てられます。

どのWHEN式とも値が一致しない場合は、ELSE式に指定されているデフォルト値が割り当てられます。ELSE式が指定されていない場合は、ELSE NULLが自動的に追加されます。

最初の式が複数のWHEN句の式と一致する場合は、最初に一致した式のみが割り当てられます。